「ルックバック」を観た

miyaoka
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  • 自分が語るまでもないけど、この原作にしてこのアニメーションというのがすごすぎる。PVが公開されたとき、しばらくループ再生にしてずっと流してた

  • せっかくなのでバルト9の舞台挨拶付きの回に申し込んで観に行った


  • 以前秋田出身の同僚が「銃の悪魔ってヒグマドンなんですよ」って言ってて、あーあれ秋田なんだ!ってなった

  • スラムダンクの山王工業も秋田の学校がモデルだし、岩明均「雪の峠」では「現在の秋田市である」がめちゃくちゃ好きだし、行ったこと無いけど秋田の漫画がアツいな!って思ってた(あと釣りキチ三平も秋田らしい)

  • ルックバックの漫画自体衝撃だったけど、特にアニメになったことで感じたのは秋田の方言や景色だった

  • 隕石が降ってくる藤野の4コマ漫画から始まる話だけど、映画ではこれもちゃんと秋田めがけて落ちるところまで描かれている


  • コンテキストとして京アニ事件であり、藤本タツキ先生の自伝的であり、ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ、Don't Look Back in Angerなどあるけど、やっぱりこの恐ろしく面倒くさく誰もが挫折して諦めてしまう狂気のような行為を机に向かい続ける藤野の背中や筆致を残したアニメーションで見せてくるので、何か頑張りたいという気持ちにもなるし恐怖でもあるなと感じた


  • 舞台挨拶は主演の二人と監督

「河合さん吉田さんそれぞれが藤野と京本に似ている感じがあり、僕の描く絵もお二人に寄っていきました。この似顔絵を描いたときも、河合さんを描いたら藤野になるし、吉田さんも京本っぽく描いても吉田さんになる」

  • 演者二人がそれぞれキャラに似てるというのも分かるし、声の演技もめちゃ好きだなと思った


  • ラストのバランスボールが普通の背もたれのある椅子になってたの気になる

  • あの主題歌って聖歌隊が歌ってるんだ

  • チェンソーマン第2部を見てると、ダンダダンで毎週とんでもない作画をし続けている龍幸伸氏は京本みたいな存在だったのかなって感じてしまう