2023年振り返り

miyaoka
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ランニング

始めた動機

  • 8月の終わりごろからランニングをするようになった

  • きっかけとしては夏に葉山を散歩して軽い気持ちで150mくらいの丘に登ってみたらめちゃくちゃきつくて山頂でしばらくダウンしてしまったことがある

  • 今思えば軽度の熱中症でもあったのだけれど、以前1500mくらいの山に登ったときに比べれば楽勝な高さでしょと思ってただけにちょっとこれはショックだった。だから運動しよって思った

  • その後友人に誘われて初めてランニングした。最初ランニングと聞いたときは「は?」って思った。全然意味が分からない。もともと自転車で一緒に走ったりしてたけどランニング…ランニングねぇ…ってなった

  • ただ何ごとにも熱中しやすい友人なのでランニング3ヶ月くらいやり込んだら体脂肪が28%から15%まで落ちたという異常ぶりや実際体つきが目に見えて変わったという説得力になんかすごいなと思わされた

  • 走った後に温泉で汗流したいねということで、荷物を預けて走りに行ける国立の温泉に行くことになりそこで紹介されていたランニングコースを走ることになった

  • ただしこれは10kmくらいあるコースなのでランニング初心者が走るようなものじゃなかった。8kmくらいで力尽きた。でも2kmくらいから心拍上がってきて5kmくらいまでは気持ちよく走れたのは確かにいい体験だった

トレーニングログ

  • それから月間150km、1日平均5kmくらいのペースで走った

  • 10月は足を痛めて一週間くらい休み、11月も鎖骨の手術で入院したりした

  • 12月に入ると寒くてすっかり朝ランしなくなってしまった。せめてお昼だけでもと数キロ離れたお店にランチを食べに行くことである程度走るようにしてたけど、やっぱ朝走らないとそんなに多くは走れなかった。もうちょっと頑張りたい

  • 11月後半のレースを目標にしてたのでその直前あたりはけっこう意欲的に走ってた

  • VO2Maxは最初50だったのが54まで向上した(これは正確な値なのかよく分かんないけどまあ向上はしてる)

  • 現状のレースの予測タイムは

    • 5km 19:56

    • 10km 43:09

    • ハーフ 1:38:17

    • フル 3:39:28

  • ガーミンはこのへんちょっと速すぎるタイムを出す傾向にあるけど、このあいだの10kmレースで44分台だったのでまあわりと頑張れたらいけるのかなという感じ

ガジェット

  • 走るにあたってランニング用ウォッチは最初5000円くらいのシャオミのSmart Band 7を使っていた

  • けど単体でGPS機能が無かったりなどさすがに機能不足を感じ、その後GoogleストアのポイントがあったのでPixel Watchを買った。画面はかなりきれいで満足感もあったけど、これもしっかりランニングするにはどうにも機能不足だった

  • 最終的にはスポーツ用デバイスとして定番のガーミンからForerunner 255を買った

  • 走行中のステータス表示だけでなく、各種ログの分析やトレーニングの進捗や提案をしてくれるのでだいぶやりやすくなった

  • その他にもいろいろ合わせて20万円以上買ったりした

  • シューズはネットで安売りしているやつを買ったりしたけどサイズが合わなくて失敗してしまった。そもそもちゃんと自分の足を測定してなかったし、お店で実際に履いてみるのが大事ということが分かってなかった

  • 最初は靴紐結ぶのめんどいからという理由でOnのCloud5というゴム紐のシューズを買ったけど、しっかり紐を締めないと走りのパフォーマンスが全然出ないので結局これでは全然走れなかった(店員にもちゃんと走るなら紐を替えてねとは言われてた)。

レース

  • ランニング3ヶ月目の11月には初めて10kmのレースに参加した

  • 結果としては予想よりだいぶ上出来な感じだった。ここを目標に設定してたのでトレーニングメニューもいい感じにサジェストされて頑張れた

  • 大勢の人と走るのは初めてで不安があったけど周りに人がいるとパフォーマンス上がる気がするしだいぶ楽しかった

  • 次回はハーフマラソンを走りたいけどまだ予定を入れてないのでちょっとふわっとしてる

行動の変化

  • ふだん出かけるときに10kmくらいの距離なら走るのにちょうどいい、って思うようになった。自転車を全く使わなくなった

  • 自転車のほうが便利なはずだけどわりと取り回しにめんどくささを感じるところもある。空気圧チェックしたり、ヘルメット被ったり、車道を走るから気を使わなきゃいけなかったり、登り坂がきつかったり、駐輪場所を確保しなきゃいけなかったり…

  • で、なんだかんだで徒歩で走ってもそんなに時間が変わらない感じがする。いやホントか?

  • ランニング1km5分ペースだと時速12km、自転車だと20kmくらいになるだろうけど、信号につかまるとけっこう差が吸収されるのかも。あと徒歩のほうがより信号を回避しやすかったり(T字路とか)最短距離を進みやすいというのもありそう

シューズは乗り物

  • https://www.youtube.com/watch?v=xiEFxuw7VhE

  • ランニングシューズについて語るシューズアドバイザーの藤原さん(右側)の話が好きでよく聞いてるけど、ライド感がいいとかファンライドシューズとかいう表現をしたりする

  • こういう表現が一般的なのかは分からないけど、確かに走ってるとライド感を楽しんでるなあと実感するところがある

  • 今のランニングシューズの相場は定価で15000~20000円(レース用だと3,4万)くらいでそれなりにお高く、それだけにいろいろ機能が備わってる

  • クッションでしっかりと衝撃を吸収し、前傾に転がる靴の形状で自然に体が前に進み、踏み込んだ地面から反発を貰って前方にどんどん進んでいく。軽量であれば足の回転も上がりやすい

  • そうした靴の特性が分かってきて靴の力を活かして走れるようになると本当にラクに感じるしある程度自動で走れるので乗り物感がある(一方で靴の力にばかり頼ってしまうと走力が上がらないから敢えてシンプルなシューズもトレーニングに求められたりするほど)

  • 普通はランニングなんてきついとしか思わないだろうけど、でもこういうシューズによって自分の身体能力が拡張されるのはかなり楽しいなと感じてる

あすけん

  • そういえばランニングする前はあすけんやってた

  • 運動習慣ゼロの状態で食事制限だけで月に1kgずつ計5kgくらい落ちて適正体重になったのでだいぶ効果あった

  • そもそもどれだけ食べればいいのかというのが全然分かってなかったので、初めて数値化されてみてなるほど~~と思った。食事制限といっても適正な食事量にするというものなので、おやつも1日100kcalまでならOKといった感じで気軽だった

  • 朝はスムージー飲むようになったのも栄養の数値的にちょうどよく、手軽に摂取できるので今でも飲み続けてる

  • あすけん自体はある程度体重が落ち着いたところでもうだいたい分かった感じになったので入力しなくなった

audibleで読書

  • ランニング用に耳を塞がない骨伝導イヤホンを買ったので、それでよく小説を聴くようになった

  • 9月から4ヶ月で25冊くらい聴いた

  • 自宅に居たらパソコンやテレビを見たりはするけど読書ってなるとどうしても優先順位が低い。低いというか皆無

  • たぶん通勤してれば通勤時間で読むんだろうけど、…いや、本を読むくらいならツイッター見てるだろうな~

  • でもランニング中は聴くくらいしかできないのでaudibleで朗読されるのはとても良かった

  • そもそも活字を目で追うというのがなかなか難しい行為で、集中が途切れるとどこまでいったっけ?となってページを戻したりでなかなか進まない。それが朗読だと多少聞き逃してもどんどん進んでしまうので諦めてそのまま受け入れてみるとまあわりと内容が補完できるものだなと気付いた。映像メディアに近いかもしれない

  • これではとても精読とは言えないけど、このくらいの態度でも読書ってしていいんだという気持ちがしてけっこう本を読むハードルが下がってくれた。読まないよりも読んだほうが何かしら発見がある

  • なんとなくビジネス書は読みたくないんだけど、小説ばかりだとバランスが悪い気もして実用的な金や人生の話にも耳を傾けてる。それもそれなりに発見がある

仕事

  • 会社で社員紹介インタビューを受けたりした

  • プロダクトとしてGUIアプリケーションを作ってる会社ってそんなに無さそうっていうか、提供するサービスに付随する管理ツールというのが多いんじゃないかなと思う

  • それだからか昔Flashをやっていた社員が3人居たり、最近入社した人もアプリケーションを作ってる会社だから入ったと言ってた

  • で、アプリケーションといっても何が正解かは分からないし、さまざまな形がゼロから考えられるというのが面白いところなんじゃないかと思う

  • とはいえ2023年はあまりデザインエディタそのものには注力できなかったというか、わりと外堀のほうをメインにやってたかなと思う(Figma to STUDIOとか。あれはあれで面白い取り組みだった)

  • 年末辺りから改めてアプリケーションの価値を根本的に高めようという体制になって意見も活発になってきたので、2024年はけっこういろいろできるんじゃないかなーと思う

  • あと年内いっぱいまで期間限定でktsnさんが開発に参加してくれたのはとてもいい経験だった。やっぱりエンジニアとして手が早いし確かさを持っていて、コードの切り分け、抽象化、テストなどいろいろお手本になる

  • 運用に対する考え方も「ブランチは素早くマージしてリリースしたくないものはフィーチャーフラグを使う」など確かに便利だった。まさに実験的な機能ほどブランチの寿命が伸びてマージが困難になるという課題がよくあったので納得しか無い