「にぎ名(にぎな)」って何?
ってところから説明が必要になるけど、これはオモコロの有料会員コミュニティ「ほかほかおにぎりクラブ」に入会すると貰える特典の一つで、各自にこの世に一つしか無いユニークな名前「にぎ名」が与えられる
これは最初自動生成なのかな?と思ったりもしたんだけど、実は編集長の原宿さんが一つ一つ考えていて、もはや業務の一つになっている
限無夜 一夢零(かぎりなしよ ひとゆめこぼれ)
美しすぎる。もともと原宿さんのファンなので、会員限定コンテンツの原宿さんの日記が読みたいという理由で入会したけど、こんな名前まで貰えて満足度が高い
そんな原宿さんの展示会を原宿でやるというので行ってきた
10分前くらいに行ったら既に階段下まで行列ができてたのでびびった
「ほかおに」の会員数は1万人を超えているようで、当然「にぎ名」の数もすごい数になっている
(余談だが、月額1000円の会員が1万人で月1000万円。DPZでも同様に「はげます会」をやっていたがおそらくそんなに盛況ではなくて結局全員リストラになってしまった)
第一期から第三期まで分類された「にぎ名」の一覧。各パネル約2000人 x 6枚あるので1万人以上の密度が展示されていた
似たようなところでは同じオモコロライターの彩雲さんが子供の頃に架空の人名を1万人以上書いていた
ただこちらはリアリティのある架空の人名なのでだいぶ毛色が異なる
原宿さんのネーミングセンス。すごい
第三期ともなると、厂 譜(がんだれ ふ)や、→ 力(このほうこうの ちから)など自由さに拍車がかかっている。凄まじい
一覧で見ると「冠位二千階」や「名残雪村」など、ところどころに同じ苗字の人達がいることに気づく
他の人の名前はシェアされないと分からなかったので、こういう一族システムがあることが面白かった
ただ一覧ではふりがなが無くて理解がしにくいので、いずれふりがなを添えた完全版も出して欲しい。書籍にしてくれたら買う
自分のにぎ名は第二期のものだった
「もし自分のにぎ名が見つからなかったら検索できるので仰ってください」と会場スタッフを務めていた鬼谷さんが言っていた
原宿さんのファンになったきっかけの一つには、やはりこの「ドラグ=ナイツ」回があると思う。どういうセンスを抱えているかがいかんなく発揮されている
このいわゆる黒歴史ノート。タクティクスオウガなどに影響を受けた世代としてめちゃくちゃ分かりみがあるし、その感性を衰えさせることなくますます先鋭化させていることが嬉しい
小説とか漫画で、キャラデザまで行かなくても名前原作者として活躍できるんじゃないかと思う。そういう仕事を無から生み出してほしい
どうやってにぎ名を考えているか? を収録した動画コーナー
確かにこれを見ると、いくつかのモチーフから考えたりしていてなるほどけっこう論理的に作れるんだな、という感じがしてしまう
みんなの考えた「にぎ名」を貼るコーナー
オモコロメンバーも付き合わされた感があるのが面白い
ぜひみなさんもにぎ名を考えて書いてみてください、とのことだったけどなかなか難しくて書けなかった
あと謎の展示コーナー。おそらく原宿さんの娘さんの学級展示?
ルクセンブルクのコーヒー消費量、以前にネットで話題になったやつじゃん!って思った
女子高生グッズは永田さんの女装のやつだろうか?
あと、にぎ名展の申込みフォームも良かった
キャプチャするの忘れたので画像上げてた人の借り物だけど、日付と時間の一覧があってクリック一発で予約が完了する
驚くほど簡単すぎたので、キャンセルとか変更はもう一回クリックすればできるのかな?と思ったけど、なんか取り消しになるのが怖いから試さなかった
このへんのスタッフの技術的な作り込みの上手さも良いところだよなと思う