会社のイベントでバリューズカードというカードゲームをプレイしたらけっこう面白かった
チームメンバーの相互理解のためのコミュニケーションツール
各カードには「創造性」や「家族」などさまざまな価値観が書かれている
これを各プレイヤーに5枚ずつカードを配り、一人一枚ずつ山札か他人の捨札と入れ替えていくことで最終的に自分が大事に思っている価値観を手元に選び抜いていくというもの
こういう性格診断ってMBTIみたいな決められたパターンに分類されるものだと苦手っていうかぶっちゃけくだらないと思ってて嫌悪すらしてる…
だけどこれは「何を選ぶか」だけではなく「何を捨てるか」というのも都度チームメンバーに開示していくし、最終的に残った手札による感想戦がメインであってそこに現れる各自のキャラクター性もだいぶ納得感があるのでよかった
おそらく初見のメンバー同士でやるよりは、ある程度付き合いがある人同士でやったときに改めてその人らしさを言葉として発見するというところに良さがあるのではないかなと思う
自分が最終的に残したものはこの5枚。もう中盤からはここから入れ替えようがなくてツモ切りするだけだった
これがそのまま自身の価値観というよりは、多様なカードがあるために初手の配牌によって麻雀のようにタンヤオでいくのか染め手でいくのかはたまた七対子かといったデッキ組みの方針が変わってくるなと思う
で、今回の自分がデッキに見出したイメージとしては「←左側が集団としての人間、右側が個としての人間→」という意識だった
何かを成すためには動力の源泉として個人による情熱や行動を大事にしたいし、さりとて個のままでは生きていくことはできない(という諦めがある)から集団としてのつながりは必要でその間には合理性がほしい。そして個としても集団としても理想的な方向づけをするには自分がやるにしろ誰かがやるにしろリーダーシップが必要になってくる
そういうロジックを抱いて生きてるんだなって思う
いくつかのチームでやってたけど、特に混沌を選んだ人たちはみんな普段の生き方からして破壊的創造を好むというかそれっぽく感じるなあと思った。まるでジョーカーみたいだ