「窓際のトットちゃん」を聴いた

miyaoka
·
  • 往年のベストセラーということで気になってたのでaudibleで聴いてみた。調べたら来月アニメ映画も公開されるらしい

  • そもそもが「黒柳徹子って何者??」っていう状況なので「部屋」やってる人というくらいの理解しかなかった

  • 聴いてみると著者本人が朗読している。あまり音質が良くないのはaudible用に録ったのではなく以前から出版されていたものっぽい

  • 本人の語り口もあって内容はかなり破天荒で面白い。なんとなく「地下鉄のザジ」みたいなスラップスティックな感じなのかなという印象を最初抱いた

  • とにかく子供視点で次々と繰り出される発想が夢のようで、子供の頃に絵本を読んでるときのような想像力の刺激を思い出してしみじみした

  • 特に電車の車体を教室にする学校というのがすごい世界だなーと思っていたけど、後で調べたらほんとにそういうことやってた学校らしい

  • 後半は戦争の時代に突入していくことや、これって現代だったら発達障害といわれる話なんだなとか、自由が丘って地名はもともとそういう自由運動の学園があったからなのか、と想像として捉えていた世界がどんどん現実になっていった

  • こういう個性を育む教育って理想的に思える一方で、コストがかかりすぎる(校長先生が一人の生徒の話を親身になって4時間も聞き続けてくれる)のは実際難しすぎるなって思った

  • でもそこをAIなら…、AIがきっとなんとかしてくれるんじゃないか