小学校か中学校の頃になんか課題図書で金平糖の本を読んだなと思い出した
金平糖はいったいどうしてあんなトゲトゲの形になるのか?
最初は丸いんだけど鍋の中でごろごろ転がしながらポタポタと蜜をかけていくと蜜がついたところが盛り上がるので、次からはそこに蜜がつく確率が上がるから角が出来ていく、という話だったと思う
まあ~それってなんとなく複利とか早生まれに近いんじゃないかなと思った
→早生まれの定義を間違って言ってるのは分かっているけど、「4月始まりなら4月に近いほうが早い」という定義にしたほうが分かりやすいと思っているので勝手に再定義します
そういうことを思い出したのは「なぜ、あなたの仕事は終わらないのか」をaudibleで聴いたから
締め切り間際で頑張るラストスパート型じゃなくて最初に頑張るロケットスタート型のほうが何事もうまくいくよって話。それは一つの仕事の話でもあり、人生自体もそうなってくる
それは分かるんだけど、それってもうスタート失敗した人はもう無理って現実を叩きつけるようでもあってわりとムカムカした
いやムカムカしたのはあれだな~。ロケットスタートを頑張るときに「界王拳20倍」って言葉をめちゃくちゃ使うの。ちょっと若者っぽい言い回し知ってますよみたいな加齢臭がめちゃくちゃ嫌だった
あとIEね。IEがシェア取ったのは有料ブラウザの時代に無料で使えてしかもOSにバンドルっていう独禁法上等なやり方だったからだけど、なんか「ファイルエクスプローラーとインターネットエクスプローラーを統合してファイルパスとURLを同一に扱えるようにしたのっていいアイデアでしょ」みたいに振り返ってて、そんなわけないでしょってなってしまった
IEをなかなか死なせてあげられなかったのってやっぱOSの一部だから無駄に長くサポートしなきゃいけなかったんじゃないかと思うけど、そういう尻拭いをした人の話を以前聞いたのもあって、なにごとも最初にやった人はそれが負債であろうとも評価されるよなーって思った
でもまさにそういうとこ。負債だろうがなんだろうがとにかく先に作って出したほうがいい。それが本質って話だと思う