会社のイベントが原宿で開催されたので、ついでに代々木公園に立ち寄って走ってみることにした
自転車だと出先で走るためには解体して輪行袋に入れて電車で持ち運ぶのが手間だけど、ランニングの場合は身一つで行くだけで走れるのが手軽で良いなと思ってる
ランニング系YouTuberの人もよく代々木公園で撮影してるので気になってた
近所の公園に比べると路面はガタガタしてないし、道は広いし、起伏もなくてフラットだからだいぶ走りやすさがあった。平日だから人が少ないというのもある
http://www.running-daisuki.com/cat8/yoyogirun.html
コース的にも小回りのコース、大回りのコースと好きに選べるのもいい
一番小回りでも1.2km、大回りすると2kmとなるのも手頃な感じ
1kmスプリント+200mジョグという形にもしやすい
一周500mコースだと10km走ろうとすると20周もぐるぐる回るけど、2kmであれば5周なので進捗が分かりやすく飽きない気がする
そんなわけでしばらく走っていたところ、前にいた人がスマホの画面をこちらに向けて何か訴えていた
立ち止まって見ると大きな字で「明治神宮にはどう行けばいいですか?」と書かれてる
あ、聾者(ろうしゃ)の人だ、と思った
ちょうどこの前「デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士」という小説を聴き終えたところだったので、聴覚障害者でもなく聾唖者(ろうあしゃ)でもなく、聾者と呼ぶのが当事者的には実は正確だと知ったところだった(刊行から10年以上経ってるから今は違うのかもしれないが)
で、明治神宮なんだけど公園から行ける道は無いはずなので出口のほうを指さしてそっから左にくるっと曲がるようなジェスチャーをした
いや、でも、もし公園から直接行けるならかなり遠回りになっちゃうな~と不安にもなった。あと西側からのほうが近いのか?とも
そのへん微妙な気持ちが説明できなくて難しい。自分もスマホを取り出して地図を表示する。ここから直線で行けそうだけど行けなくて、ぐるっと回りこむという道順を指でなぞった
そういう説明してるときには思わず無言になってしまったけど、これは普通に喋りながらジェスチャーすべきだったなと思った
聾者でも唇の動きからある程度読み取れたり、難聴者であればいくらか聞こえるのだから、おそらく声に出して喋っていたほうがいいはず。あとはまあテキストで説明したほうがよかったかも
新宿からも合わせて10kmラン
前回のようにまたゆるく走ろうと思ってたけど、ラスト2kmは立ち止まって道案内した後だからかなんか足が軽くてペースが上がってしまった
終えてイベント会場で手伝い
みんなで分担して手作業や運搬をして素材がクラフトされていくのを見て、その光景がだいぶパルワールドっぽく感じた