我が家では例年、恵方巻はコンビニやスーパーで事前予約していましたが、わざわざ予約しなくても店頭に大量に並んでいることに今さらになって気づき、今年は予約せずに当日買うことにしました。
昨日の夕方、普段はあまり行かない近所のちょいお高めスーパーで、40%引きになっていた恵方巻を買ってきました。
今年の恵方は東北東とのことなので、恵方巻を持ってコンパスのアプリが示す東北東を向きました。
余談ですが、恵方となり得る方角は4つしかなく、その年の十干によって決まるんですね。いつも「東北東」とか微妙な方角だなあ、と思ってましたが、そういうものだったのか。
僕のいつも座る席だと、東北東の方角には窓があり、閉まったカーテンを見ながら恵方巻を頬張ることに。珍しくカーテンを凝視したおかげで、カーテンに何か汚れていることに気づくことができました。これも恵方のご利益かな。
恵方巻は無言で食べる、というルールがあるようなので、カーテンを見ながら黙って無心でバクバク食べ進めました。
ちょっといいスーパーだけあって恵方巻自体なかなかおいしかったのですが、それに加えて、食べ物を口いっぱいに頬張るということ自体が満足感を満たしてくれる感じがします。
食べ終わったあと、妻に「何をお願いした?」と聞かれました。食べている間、「恵方巻うまい、最高、マグロうまい」としか考えていなかったので、意表を突かれました。
恵方巻のルールは「無言で食べる」ではなく「願い事をしながら無言で食べる」だったんですね。毎年の行事も、1年も間があくと細かいことは忘れてしまう。
妻に「何もお願いしなかったの!」と怒られました。来年はちゃんと願い事をしよう。