ひつじが1匹、と数え始めてそこでやめにした。どうせ眠れないしひつじの数に興味はないし。どうしてひつじなんだろうとか、寒いのに暑いなとか、明日世界が終わればいいのにとか、将来どうしようとか、いつの間にか草原と柵ともこもこ毛玉だけだった頭の中に文字が浮かんでぐちゃぐちゃになるし。そうすると心臓がぎしぎし動き始めて嫌な感じになるし。いい機会だから、日記を始めることにした。日付が変わったら素直に日を跨ぐ人間もいれば寝るまで今日だと言い張る人間もいる世界に生きているので、もうざっくり2024年の初めということにする。そこで、新年の抱負をひとつ。あしたもにっきをかくどうせ寝れないから。