今日は昼休憩の時間にt-wadaさんが後世に残したい、実録レガシーコード改善に参加した。といっても、在宅勤務なので家でご飯を食べながら拝聴した。
t-wadaさんはテスト駆動開発 本の翻訳者で、テスト開発の専門家だ（ちょっと表現が雑かもしれない・・）。色々なところで講演されているので、私はすでに何度もt-wadaさんの話は聞いている。
今回は実話で、実際のコードを見ながらどうやってレガシーコードを改善していったか、という話だった。実話ということで(!?)、ワクワクしながら参加した。
対象となるプロダクトはそれほど大きくないコードベースだったようだが、t-wadaさんが開発を引き受けてから改善していった中にさまざまな改善のエッセンスが詰まっており、大きいプロダクトでも十分参考になる内容だった。
今日の内容で印象的だったところは、テストを書くことが目的ではない、テストを書きながらモデリングし、アーキテクチャをメンテしやすい形に改善していくことが大事で、手入れされたコードは次のひらめきとその具現化への備えでもある、というあたり。
サバンナをさまよい続けていると、ふと、自分の方向がわからなくなって泣きたくることがある。そんな時にはt-wadaさんのこの話を思い出そう。