今日はとうとう大晦日。
いつも通り、朝は散歩。今年の年末は暖かい。来年も朝散歩は続けていきたい。ちなみに、今日は、Amazon Musicでポッドキャスト『News Connect』の年末特別編を聴きながら、Pickmin Bloomで花を植えながら散歩した。
午後はお正月料理を作り、その後少し『世界一流エンジニアの思考法』を読んだ。『ディスカッションで鍛えられること』のところ。
私は、「○○についてディスカッションしよう」という感じで改まって正しくディスカッションした経験は、実はそんなに多くないように感じる。なぜだろう。
私も、ディスカッションといえばそのテーマについて詳しい人が意見をかわして何かを決めるといったような、『著者』と同様のイメージを持っていた。だが、マイクロソフトの会議で行われるディスカッションはそうではなかった。マイクロソフトの会議で行われていたディスカッションは、『自分の考えを自分なりに深めるための行為』であり、むしろ、初心者こそやった方が良いもの、とのこと。
『Agree to Disagree(合意できないことに合意する)』この行為もとても興味深い。共感はしないが異なる相手の意見を知的に理解する力、エンパシー(empathy)という概念に近い、と書かれている。これはとても重要な行為だ。自分と違う意見を持つ人や考えを安易に否定しない。相手がその考えに至る背景や経緯を理解する文化だ。とてもいい。
これはいわゆる心理的安全性が保たれた環境ということではないか。本当にすばらしい。世界一流のエンジニアがいる場所にはそれがあるのだ。