『プログラマが知るべき97のこと』の中に、「車輪の再発明」は悪いことばかりではない、というのがあった。
「車輪の再発明」は、すでにあるものは有効に活用しようというものだが、この「車輪の再発明」が有益な場合もある。ChatGPTにまとめてもらった。
教育と学習: ありものをブラックボックス的に使っていると、基本の技術を理解しないで開発してしまうことがある。車輪を自分で作ってみるとより理解が深まる。
基礎研究: 枯れたものは安心感があるが、基本技術を根本から再検討することで、新しい発見が生まれることがある。
カスタマイズと最適化: 最初に作った時はこれで良かったが、取り巻く状況の変化で、最適化が必要になる場合。
技術的な制約の克服: プラットフォームが変わることで制約が出て、作り直した方が良い場合。自前のオンプレサーバで動かす場合と、パブリッククラウドの使い捨てコンテナで動かす場合、みたいなことかな。
新たな視点の提供: 異なる分野の知識の融合や、技術革新などをとり入れる。AIの導入とかかな。
勇気を持って、この車輪を再発明しよう!などと言えるだろうか。言えるかどうかは、儲かっているかどうか、にかかっている、といっても過言ではないと思うな。