世界一流エンジニアの思考法 - 第6章 仕事と人生の質を高める生活習慣術

mizue
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この章ではワークライフバランスについて書かれていた。

一流エンジニアでも、『長時間労働はサスティナブルではない』と考えている。

時間管理のために著者が導入したのは『タイムボックス』制だった。これは、どんなにキリが悪くても定時が来たら仕事をやめるというルール。その後、ワークアウトや趣味の時間を過ごし、早めに就寝する。これを実践することで、朝から頭が冴えて生産性が上がる効果が得られたそうだ。

良いルーティーンを取り入れ、脳を十分に休ませることは、生産性を上げる絶対条件とのこと。

著者がもう一つ取り入れたのは、『掃除』。掃除をしてポジティブな感情が湧きやすい環境を作るという方法。掃除といっても、苦手なひとにとっては、やったほうがいいのはわかっているけどなかなかできない・・というところだろう。そこで、一連の作業を、片付けまでして初めて完了とする、というルールを設け、散らからないようにしたとのこと。例えば、食事は食べるだけでなく、食べた後に食器を片付けるところまで一息にやってしまい、そこで『食事が終わった』とする。遠足は帰宅するまでが遠足、とよく言われるが、同じような発想かもしれない。これも良いルールだと思った。

実は、私もこれらを実践していたことがある。しかし、長続きしなかった。書かれているように、定時にアラームを鳴らす、終わりを明確に定義してそこをゴールにして一息にやってしまう。これだ。

きっと、このタイミングで私にも良いルーティーンが身に付くはずだ。

@mizue
Healthy Programmer