今日は午前中はのんびりして、午後から少し長めの散歩に出た。日曜はいつもきくポッドキャストを1.4倍速で聴いた後、他のポッドキャストを聴くか、Audibleで本を聴きながら歩く。
今日は、『紛争地の看護師』を聴いた。いつもは散歩が終わるとAudibleは一旦止めるが、今日は、着なくなった服の整理をしながら最後まで聴いた。
この本は、「国境なき医師団」の看護師であった著者が現地で体験した内容と、「国境なき医師団」に入るまでの話だ。
自ら進んで紛争地へ赴く人たちは、屈強な精神を持っていて、戦禍をもろともしない感じなのかと思っていたが、全くそうではなかった。自分の命さえいつどうなるかわからない状況と、絶え間なく運ばれてくる患者の対応に追われ、恐怖や不安と闘っていた。それでも、医療と看護を届ける使命を持って活動していたのだ。本当に、頭がさがる。
戦争とはなんなのだろうか。ただただ、無意味で愚かなことだと、あらためて思う。自分には何もできないと思わず、せめて、関心を向け続けることをやめてはいけない。
Audibleを聴きながらやったからという訳ではないが、服の断捨離はあまり捗らなかった。