ここでは『サーバントリーダシップ』と『自己組織型チーム』について語られている。
『サーバントリーダーシップ』では、メンバーが主体的に動きマネージャは彼らの障害を取り除く役割を担う。サーバントリーダーシップではチームメンバーは『ステークホルダー』だ。
ステークホルダーとは?ビジネスで使われる正しい意味や取り組みの例を紹介
ステークホルダーとは、「企業の活動に対して、直接的・間接的な利害関係を有するグループまたは個人」を指すビジネス用語です。
根本的に雇用形態が海外と日本とでは異なるので、比較できない部分もあるが、一般的な日本の企業とかなり異なると言える。
日本の『社員』とサーバントリーダーシップ制での『ステークホルダー』の違いで一番気になった点は以下の点。
全てを探求し疑問視する:権力はその地位の健全性に左右されることを理解する。
ChatGPT 4 に噛み砕いてもらった。
要するに、このフレーズは権力がただの力の行使ではなく、その背後にある地位や役割の性質に大きく左右されるという考えを示しています。
なるほど。メンバーは適切に委譲された権力をもち、それをただ行使するのではなく、自律した状態で健全に行使する、ということかな。
『仕事は楽しむものというカルチャー』も興味深い。
仕事が楽しい、という感覚をいつ感じるかは人ぞれぞれだ。私の知っている人の中には、ただコードを書くことしかやりたくない、それが楽しい、という人も実際いる。そういった人にはコマンドアンドコントロールが必要そうだが、その仕事はAIがやってくれる未来は既に来ていると言い切れる。
一方、サーバントリーダーシップ制チームのメンバーは、ビジネスにしっかりとコミットしていて、そこにモチベーション感じている。そして、その結果を実感し続けることができれば、『仕事は楽しい』。
サーバントリーダー制のチーム『自己組織型チーム』の特徴は以下の3つ。
生産性が高い。
チームのエンゲージメントが高い。
より良いソリューションが選択されやすい。
この特徴を実現するには、チーム内の上下関係をなくし、チャレンジ精神を育てるために失敗に寛容になること、そして適切な権限委譲も必要だ。
ここまで書いてみて思うことは、これができるのはプロフェッショナル=一流のエンジニアだからだなということ。残業はしんどいが、指示されたことを期日までにやれば評価される環境の方が、楽しくはないが、確実に『楽』だろうと思う。
生産性とはなんなのか。タスクをたくさんこなすこと、Pull Requestをたくさん作ってマージすること、ここでの『生産性』はこれらではない。