帰宅後、入船亭扇辰師の最新CDが届いていたので、寝る前に聴いた。「江戸の夢」「死ぬなら今」の2席。師匠はおじいちゃん味を増しているように見えて、実はまだまだ意欲的で芯を感じる人だ。最近はいやらしさのないカラッとした大人の色気も感じさせてくれる。これから先の枯れた師の高座も楽しみだけど、60代という落語家としては一番脂の乗った時期を迎えるので、枯れる手前も大変楽しみ。偉そうなことが書けるのも、まだここを読む人がほとんどいないから。
今日は、仕事を終えたら、新宿か上野か池袋のどこかに寄りたかったのだけど、15時過ぎくらいから頭痛がし始めて、体が重くだるさが増していった。気圧か更年期かという感じで、結局どこにも寄らずに帰宅。ここ数年、こうしたことが増えて、元々関節リウマチという持病も持っているし、体力の出し惜しみをしながら収入を得られるようになりたいと思い始めている。私には、電車に乗っての移動が最も負担が大きく、この行為の回数を減らしたい。それを叶えるためには、家にいながら収入を得られるようになることが一番良い解決策で、最適解は文章を書いて収入を得ることだ。そんな簡単にそこに辿り着けるはずはないことはわかっているけど、その思いは強くなるばかりで、最近は確信に変わりつつある。書く訓練を本格化させて、5年後にはどこかの媒体で書けるくらいになれたらいいなあ・・・と、夢のようなことをぼんやり考えているようで、現実のものにするべく自分なりにやれることをやっていこうと思う。