22時から、文学系ユーチューバーのムーさんという方のYouTubeチャンネルで、たけ平師と萬橘師のトークを観た。萬橘師には、鶴川落語会の遊雀師匠との対談の時にも結構踏み込んだことを話していただいたけど、今回の動画で、にっぽり館でやりたいこと、叶えたいことが本気も本気で、萬橘師匠の本気を再確認できた。鶴川も微力ながら、頑張らないとなあ。
久しぶりにYouTubeを開いたけど、「落語のピン」の違法アップロードは消されておらず、ほぼ放置状態。私が21歳だったのだから、かれこれ30年前になるけれど、今見ても面白い。新春に放送したであろう初夢スペシャルの大喜利なんて、進行の高田文夫氏のキレがよく、若かりし日の志の輔師の面白いこと。危うい発言もほぼまんま放送しており、もうこういう番組は、深夜といえども放送の電波に乗ることはないだろう。
何となく関連動画を漁っていたら、同じ落語のピンで、小遊三師が「持参金」という噺をやっている動画が出てきてびっくり。今じゃあり得ない選択。音響効果として関わっていた番組だけど、誰がどんな噺をかけたかなんて、流石に覚えていない。自由度が高くて、アングラ臭がするのに息苦しさがない感じが、今の時代に失ったものの大きさと比較してしまう。全部が足並み揃えて正しくなる必要はないと思うのだけど、私がおかしいのだろうか。