不足感はガソリン?

みずさん
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同年代の20代の子と話すとよく思うのが、なかなかにみんな自信がないということだ。

仕事が早く、よく気が利くように見える子でも、「自分は全然仕事ができなくて……」と悩んでいることが多い。謙遜で言っているのではなく、心から自分が足りないと思っていて、こんなにできない自分が歯痒い、本当にまだまだだなあと思っているのが言葉から伝わってくる。

そして、自分はまだまだ足りないと思っているので、誰かのいいところを進んで自分に取り入れようとしていくし、よりよくなろうとしていく姿勢を忘れない。だからもっと成長していく。

自分への不足感が成長のガソリンになってくれる側面は確かにあって、私自身今に満足しない姿勢は持っていたい。

ただ自分の能力をあまりにも過小評価して何かのブレーキになってしまったり、持たなくてもいい心の澱が溜まったりするとよくない。

不足感ではなく、自分は成長しているぞ!という充実感で前に進んで行きたい。

自信って自家発電できるのだろうか。

ただこう書いてみて思ったのは、自信は誰かから与えられるものではなく、自分が自分の能力を評価する姿勢でこそ身に付くもの。だから結局自信って自家発電するしかない。

毎日をちょっとずつ振り返ってみて、なんだ、自分けっこうできてるじゃん。というのを積み重ねることで自信は身についていくのかも。

人と比較して「自分まだまだだなあ」と思うのもとても大事だけど、自分がこれまでしてきたことを自信のタネにして、不足感より充実感をもって前に進んでいきたい。

金曜日から日をまたいだ、土曜日の深夜2:00の記録。

@mizusaaan
デザイナー。本とカルチャーと日々の記録をつづります。