2025/11/02 求人広告と胃痛

mkhayashi
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公開:2025/11/2

5時過ぎにアラームで一度目覚めたものの、二度寝してしまい6時半少し前に起床。遅くなってしまったが、今日はちゃんと散歩に出かける。連休の中日だからか普段よりも犬を散歩させている人が少ない。それでも小型犬を連れている人はちらほらといて、犬によっては歩きながらこちらに目を合わせてくれて少しうれしくなる。コンビニには寄らず、そのまま帰宅。身支度を整え、洗濯機を回し、掃除機をかけ、柿とヨーグルト(ハチミツなし)で朝食。あと1章残っていた『ハジケテマザレ』を読みながら、洗濯が終わるのを待つ。

洗濯ものを干した後、せっかくなので『プレイグラウンド』を読み進める。が、一気に読んでしまうともったいないので、全体の半分まで読んだところでいったん本を閉じる。登場人物のひとりであるシリコンバレーの成功者が、レビー小体型認知症を患っている設定なのだが、認知症に関する描写がいちいちリアルで怖く、どんなに金を持っていようと人間、死ぬときは死ぬとか、金がなくても死ぬとか、どんどん暗いことを考え始めてしまったので、豆腐と小ぶりのナス3本とクリームチーズ味のベビーチーズを蒸して早めの昼食とする。ベビーチーズは蒸してドロドロになるかと思いきや、しっかりと原型をとどめていたのでナスに塗って食べたらおいしかったので、今度もまた蒸すことにする。

選書原稿にとりかかろうと思ったが、どうもやる気が出ない上に少し軽いものを読みたくなったので、以前に読みかけてそのまま放置していた『ポエトリー・ドッグス』(斉藤倫/著 講談社)を久々に開く。脳が詩を欲していたのか、すいすいと読み進め、最後には思わず涙してしまう。特に作中で引用されている吉原幸子さんの「仔犬の墓」という詩には泣かされたし、かつて一緒に暮らしていた仔のことを思い出してしまった。お酒もたくさん登場するので、飲みたくなってしまうかと思いきや、泣いたせいなのか飲酒欲は湧かなかった。

新しい媒体でライターとして使ってもらえることが決まったものの、仕事の依頼がなければ当然収入はないので土日だけでも何かアルバイトをするべきかと求人サイトを検索してみたところ、またもやネット広告が求人情報だらけになってしまい気持ちが暗くなる。しまいには胃がキリキリと痛み始めたので、おなかを電気毛布であたためつつ横になったところそのまま寝てしまい、5時の防災行政無線のメロディーで目が覚める。胃痛がおさまったので夕食に何か食べようと思うも、考えるのが面倒になってしまい柿をひとつかじっておく。ひとまずアルバイトのことは連休明けの面接の結果が出るまでは保留にしつつ、目の前の仕事に集中することにする。現実逃避のような気もしなくもないが、ネガティブな思考にはまってしまうよりはマシだと思うことにする。