2025/10/09 反省ばかり重ねる

mkhayashi
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公開:2025/10/10

疲れが溜まっていたのか6時過ぎまで寝てしまい、散歩を諦める。予定よりも少し早めに家を出て、某媒体の面接へ。媒体の運営会社が入っているオフィスタワーの別棟には、長いこと企業の公式SNSの仕事でお世話になっていたクライアントも入っているので、駅からの道のりは頭に入っている。久々に歩いたが、街にほとんど変化がなく驚いた。強いて言えば、町中華だらけだったのに、駅近くに小洒落たベーカリーがオープンしていたくらいか。

面接まで時間があったのでお手洗いに行き、身なりを整えようとマスクを外したら、緊張して汗をかいていたのか、塗っていたパウダーが薄れて鼻の頭が赤くなっている。そして、こんなときに限ってパウダーを持ってきていない。オフィスタワーに入っているドラッグストアにかけこんで、適当なパウダーでも見繕うべきかと迷ったが、そこまでする時間はなさそうだったので諦める。せめてもと、あぶらとり紙で鼻の皮脂を取る。

面接は、あまりうまく行かなかった。まず、人事担当の方との面接だと思って準備をしていたが、実際はライターを募集していた媒体の編集部の方々との面接だった(ノートPCに貼られていたステッカーを見て気がついた)。特に持参するものについて指定がなく、人事担当の方との面接ならポートフォリオも持っていかなくて良いだろうと思っていたのだが、面接中にこれまでの仕事は持ってきてないのかと言われて焦る。幸い、媒体の特性と親和性の高いムック本を一冊カバンに入れていたので、それを見せることはできた。が、役に立ったのかどうかは全くわからない。また、これまでの経歴について聞かれてもうまく答えられず、これまで雑多に仕事をしすぎていたなと思いつつ、何もこれといった強みが自分にないことを実感させられる。この他にも、うまく言葉が出てこなかったり、緊張のあまりアホみたいな言い間違いもしたりと、もういっそのこと自分が面接官にインタビューをするくらいの感覚で挑めば良かったのかもしれない。何にせよ、期待をせずに結果を待つしかない。

有楽町で電車を降り、ガード下に入っているプロントに入り、普段だったら絶対に飲まないようなホイップクリームがてんこ盛りのラテを頼み、タバコを立て続けに2本吸う。自分にとっては面接はストレスフルなものだと、あらためて感じる。これをあと何回繰り返さないといけないのかと考えると気が遠くなる。

タバコをもう1本吸い、交通会館の中にあるパスポートセンターへ更新したパスポートを受け取りに行く。前回申請に訪れた際は、そこそこ混み合っていたのに、今日はあまり人がいなかった。おかげですぐにパスポートを受け取れた。更新にかかった費用のぶん、新しいパスポートが役立つことを祈る。

スーパーに立ち寄ってから帰宅。遅い昼食を食べたのち、翻訳作業の続きをする。相変わらず興味を持てないページで、訳すのに難儀する。ふと思い立ち、気になっていた媒体のウェブサイトで仕事をしている知人に連絡し、ライターを募集していないかインスタ経由でメッセージを送ってみる。すぐに返事をしてくれ、かなり厳しそうだったが、ウェブで見れる仕事をまとめたLinktreeのURLを送り、もし何かタイミングがあったら編集部の方に見せてくれとお願いする。無駄かもしれないが、何もしないよりは良いだろう。

区切りの良いところまで翻訳を進め、本日分の作業は終了とする。期日までに間に合うのかやや心配だが、頭が回らないと駄目な訳しかできなくなるので仕方ないとする。春先からこの翻訳作業はしているのだが、さすがにこれだけ長く無報酬で作業をしていると、本当に翻訳料をもらえるのか心配になってくる(たぶん大丈夫なはずだが)。翻訳料のことを考えると虚しくなりがちなので、あまり考えないようにしよう。