昨晩日記をアップした後、歌人の染野太朗さん・くどうれいんさん・岩瀬花恵さん・夜羽ねむるさんの4人からなる「レストランズ」のいちごつみ(※前の人が詠んだ短歌から好きな一語=いちごを摘み取り、それを次の短歌に組み込んでいくリレー形式の短歌遊び)のネットプリントをできるのが、最寄りのコンビニでは21時までだと知り、急いでコンビニへ。店先には黒のラブラドール・レトリバーが買いもの中と思しき飼い主さんを待っており、目をあわせると尻尾を振ってくれ、片手をグーに握って差し出て挨拶をしたところペロリと舐めてくれたので、「ちゃんと待ててえらいね」と声をかけながら頭を撫でさせてもらう。やはりイヌはいいな、と改めて思いつつ複合コピー機でネットプリントする。
帰宅して、4人が3首ずつ詠んだ12首をじっくりと読む。どの歌も、歌としての良さだけでなく、言葉遊びとしての面白さにも満ちていて、きっといちごつみをしている間すごく盛り上がっただろうなと想像する。こんな楽しい気持ちにしてくれるものをほぼプリント代(20円)だけで手にしてしまっていいの?!と、罪悪感に近いものすら覚えてしまうほど良かった。
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6時前に一度目覚めていたものの二度寝してしまい、目覚めたらまさかの8時過ぎで慌てて起床。身支度をし、洗濯機を回し、柿とヨーグルト(ハチミツなし)で朝食。新たに書く書評用の作品を読み返しつつ、洗濯が終わるのを待つ。洗濯ものを干し、スーパーへと買い出し。柿が安くなっていたのでうきうきしながら6個買いものかごの中に入れる。セール品の白菜とトッポも買い、コンビニに寄って昨日発売されたフェア商品であるソースの量を増やしたという焼きそばパンを買って帰宅。小躍りしながら買ってきたものを冷蔵庫に入れながら、セール品だったインスタントスープを買い忘れていたことに気が付く。柿が安くなっていたことでスープのことをすっかり失念していたのだろうが、どんだけ柿が好きなんだ、と自分のことながら呆れ返ってしまう。
明日に予定されている取材の詳細が送られてこないので、編集者さんに取材日時の変更はないかとメールを送り、早めの昼食として買ってきたばかりの焼きそばパンを食べる。確かにソースの味は濃くなっているが、正直ふだんの焼きそばパンのほうが好みだった。食後、再び書評用の作品を読む。
13時を回ったところで編集者さんから明日の取材の待ち合わせ時間などの詳細と一緒に、質問項目について少しだけ内容を変えてほしいと返事が届く。メンタルの調子がいまいちなときに考えた質問だったので、修正を加えつつ、いくつか順番を入れ替えるなどして再度送る。取材は今月末に発売されるエッセイ作品に関するもので、だいぶ前にゲラをいただき、取材が決まるまでに一回、質問項目を考えるために一回読んでいるのだが、念のためもう一度読んでおくことにし、白菜とナスの豆乳スープを煮込みながら読み進める。
17時過ぎに夕食としてスープを食べ終えたのち、配信されたばかりの『ハズビン・ホテルへようこそ』の新エピソード2本を早速観る。今回もめちゃくちゃ良かったし、キャラクターが日本語で歌い出すシーンがありウケた。その後、再びゲラを読み進め、19時前には読了。明日もきっと取材直前まで読み返すだろうけど、前日に一回読んだという事実があったほうが精神的に落ち着くので良しとする。いつまで経っても取材前に落ち着いて過ごすことができないのは、自分の未熟さや能力不足のせいなのか、はたまた神経質な性格のせいなのか、いまだによくわからない。