身の丈に合った丁寧な暮らし

まくら
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『丁寧な暮らし』がひとつのジャンルになっている。

わたしが自分の生活の中で一番丁寧な暮らしを感じるのはお風呂。特に変わったことはしていない。普通に洗って、お手頃な入浴剤を入れた湯船に浸かって、持ち込んだ水分を摂っていると「なかなか丁寧に暮らせているのではないだろうか」とちょっといい気分になる。ほんの数年前までお風呂面倒臭い・シャワー民だったやつの戯言だ。いつなんでお風呂湯船大好き民に生まれ変わったのかは思い出せないけれど、もしかしたら断捨離を敢行して長年の汚部屋が綺麗になった頃かもしれない。だとしたら断捨離の効果が凄すぎる。

他には温かい飲み物を飲んでいる時や、万年筆で(いまのところは続いている)日記を書いている時に感じることが多い。茶葉や珈琲豆にこだわったり、素敵なコラージュをしてるわけではない。万年筆という道具はちょっぴり特別かもしれないけれど、ごくごく普通のひと時だ。

共通してるのは『落ち着いて、自分をケアしている時』な気がする。

『落ち着いて』というのがポイントかもしれない。時間を気にしたり、流れ作業になっていたらいけない。あくまで静かにそのことに意識を向けている状態。

暖まっていく冷えた体や内臓、散らばった思考が纏まる感覚や埋まっていくページに、自然と焦点が合った時に感じる満足感や安心感に自分なりの『丁寧な暮らし』を感じているのかもしれない。

@mkr
もしかしたら誰かの役に立つこともあるかもしれない、自分の為の備忘録。