たらしこみアートのWSに行ってきた。
生まれたて。つやつやぷるん。
カラーリングは自分のオリジナルキャラクターの色から。お気に入り。
幼いころ、マーブリングが好きだった。
たまに子ども会でやらせて貰えた時は時間とインクが許して貰える限り作ってたな。そういえばあの作品達はどこへ行ってしまったんだろう。慎重かつ大胆に！偶然で生まれる美しさが好きだった。
偶然だからこそ点数をつけられたり、絵がうまい子だけが誉められたり、そういうのがなくて純粋に自分が好きかどうかで作品を作れたから。
絵を描くことや作品を作ることが好きだけど、人生で絵を習ったことがあるのは小学二年生まで通っていたお絵描き教室だけ。
学校の授業じゃ美術はてんで駄目だったし。すこぶる悪いわけではないけど平均でたとえば、どこかに飾ってもらったりとか、そういうことには一切選ばれた事がない。
だから自分が好きな色を選んで、好きに混ぜて動かして、評価されない自分のための作品作りって久しぶりで楽しかったな。
WSで先生がいるから余程のことがなければ失敗はないだろうっていう安心感もある上でだけど、のびのびと楽しかった。
最近、なにをかいてても評価軸がよぎるときがあって。ネットと作品の評価ってよく議論に上がるよね。
結局本人が何を気にしているかだから答えは人それぞれだから誰かの意見は参考にしかならないのだけど。インターネットに毒されすぎなんだよ。
以前、知人に評価を気にせず自分の好きなものを描いているんですねって、言われたことがあるけど純粋に見られていないだけだよ。そんな崇高な感じじゃない。でも、その作品を自分が好きじゃないと他の人に見せられすらしないから完全に間違っているわけでもないな。傲慢だ。
好きって言ってもらえるだけ嬉しい（実際本当に嬉しい）、それ以上は高望みしすぎ、という気持ちとあなたの作品として欲しいって言ってもらいたいなとかいう欲もちょっとある。自分は芸術家には向いてない。
今やりたいことって、とかそのためのフローって、とかごちゃごちゃ考えて物質的には何もやってないまま時間が過ぎていくのをずっとやっている。たくさんの人が行ってる後悔の轍をそのまま歩いている。のをわかっているのに。
言い訳に言い訳を重ねて何もしていない。部屋が片付いては散らかっての繰り返し。もうそろそろ嫌になってきたな。
届いた作品はどこに飾ろうか。猫に破壊されない場所にしないとな。あるかなぁ。