2024年12月10日

mnemosyne
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くたくただ。朝からずっと忙しい。座ってパンを齧っている時間もメールメッセージを確認して必要なら返信する。机の上は作業中のものが山積みでタワーのようになり、小引き出しの上に置いたカゴ(どっちも置きたくなかったが必要に迫られて置かざるを得なかった)にも進行中のファイルがぼんぼん乗っている。食事のスペースはノートパソコンの幅、奥行きはノートパソコンまでのごくごく狭い部分でとる。気がおかしくなりそうだ。なぜなのかわからない。普段からこうだが十二月はいっそうひどい。あれもこれもどうしよう、頭が理解に追いつかず、身体だけが反応して動いている。それはもう、反射なのだ。

準備が徒労に終わることの方が多いが、準備なしでは絶対に無理、前もってずっとやっているけど、その作業も途切れながらしかできず、その合間に新しく降ってきたドカ雪のような指示をこなす。指示はすぐ解決するものからそうでなく、行動したのち待つしかないものもある。でも、みんなやっているから、一人だけギャーっと喚いて転がりまわるわけにはいかないのだった。やりがいはある。ただ多い。とは言いながらこのわたしの特性に合致してがんがん動けることもある。特性と指示がハマっているときは最高だが、そうでないときはだいぶつらい。薬物のようじゃないかい?

最近の風呂では全てを忘れたいので、課題本を読む(自腹)はやめた。風呂では落ち着いて(他にできることがないからな)本を読みたいので、読みたい本を読む方が、どんなに締め切りが迫っていてもよいのだな。

『DV8』という、単品でも読めるが『台北プライベートアイ』の続編を読んでいる。元教授が脱サラして私立探偵やってる小説で、主人公の老呉は精神疾患持ちで厭世的。ちょっとラブがある。上下二段組なのでボリュームよし。風呂で湯船につかる時だけ読んでいるのでそんなに進んでいないが、のびのび読める。風呂本は小説に限らず、なんでも読む。読みたくて、風呂に持ち込んでもよい、自分で買った本ならなんでもここで読む。雑音が少ないからだ。

今週はとにかくきつかった。来週もきついとわかっている。しんどいが時は進むしやることは減らない。

@mnemosyne
@n_d_mnemosyne ひせいき・かいけいさん カウンターの向こうがわ