はじめてのミートアップカード

にら
·
公開:2026/1/31

ある日、封筒が届いた。

中に入っていた葉書には "POSTCROSSING” のロゴと日付、裏にはたくさんのスタンプが並んでいる。恐らくこれが「ミートアップカード」なのだろう。

ミートアップカードとは、世界各地にて集ったポストクロッサーたちが作る、オリジナル葉書のことらしい。まさか自分の手元に届くとは思わなかった。

実は、そんなに喜べなかった。

ミートアップカードは完全に送り主の厚意で得られるありがたいものなので、たいへん失礼なのだけど、スタンプ以外は宛名すら書かれていないそれをぽんと渡されても、ちょっと困ってしまう。

封筒に住所のシールを貼り、葉書を入れてまとめて送る。印刷したり切手を用意したりと、手間はかけられているけれど、その作業って面白いのかなあ。楽しみ方は人それぞれとはいえ……もしかしたら、送るよりもいろんなカードを受け取りたいのかもしれないな。

ポスクロを紹介していたあるブログでは、届いたミートアップカードを喜ぶ様子が感じられたので、そうではない自分が残念だった。

送られてきたミートアップカード

(※現在は思い直して、珍しいのでいい機会だったなあと感じています)

ポストクロッシングでのやりとりで、わたしは相手が書いてくれたメッセージに意味を感じているのだろうと思った。ポストカードも、どんなものが届いたかより、それを選んだ理由のほうが気になる。

ひとの書く字にも興味を引かれるので、文章を読み解く(達筆な場合が多いため)時間こそ、求めているものなのかもしれない。

自分のプロフィールは未だ試行錯誤中で、参考にしてもらえたと伝わるカードはこれまでそんなに届いていない(あまり親切な内容ではないので、わたしのアドレスを引いてしまった人はちょっと大変そうだ)し、送った葉書が喜ばれたり、文章に反応してもらえたりすることもまだまだ少なく、時々がっかりしてしまう。

相手のことを考えてメッセージを書き上げたあとは、ある程度忘れられたらいいなと思う。適当でもなく、気にしすぎないように……むずかしい。