胃がん摘出後、転移は見つかっていないが、念のため飲み薬の抗がん剤を服用している。
毎日、朝晩の食後に4週間服用し、2週間休薬の6週を1セットとして8サイクル、すなわち48週、約1年間の治療となる。
それも、来週の木曜日までのあと5日となった。
今、8サイクル目の最後の4週目に入った。
これまでの経験上は、3週目から4週目は下痢が酷くなる日があるのだが、前回7サイクル目の下痢が酷くて体重もさらに1kg程度落ちたので、この8サイクル目はクスリの量を減らしてもらった。
そのせいか、今回は極端な下痢の症状は出ていない。
もう少しで抗がん剤治療が終わるのはうれしいことである。
古村比呂さんのがん遅漏の経験をつづった書籍を今、読んでいる。
古村さんは、がんの治療5年後に寛解が期待されたが、再発、再再発、リンパ浮腫を患われた。
CTやMRIで転移が見つからなかっても、目で見てわからない小さながんは見つからず、それが年月を経て目視で分かるがんに成長するのである。
私もがんとの付き合いはしばらく続くのだろう。