雨の匂いと珈琲

mochico_mochi
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雨が降り始める時にたちのぼる、あの、水と空気と、なんていうか『いきもの』みたいな匂いって、爽やかとはかけ離れていて、心地いいか不快かっていうとうっすら不快に近いところにあるような感じがするんだけど、なんとなく好き。でも、雨の日ってだいたい頭がぼんやり痛くなるし、身体がだるくて重たい感じがする。

心地いいといえば珈琲の香りを思い出す。粉末状の珈琲豆にぽたり、とお湯を落とした瞬間にふわりと香る芳ばしさ。酸味があるのも、しっかり苦みがあるのも、牛乳を注いでまろやかになるのも、全部おいしい。おいしいけれど、いっぱい飲むとだいたいお腹がぐるぐる痛くなる。

そういうふうに、心に身体がついてこないことが時々ある。

真冬でも半袖でまぁまぁいけるな〜みたいなわりかし元気な小学生だった頃は、暑さも寒さも湿気も気圧も関係なくごきげんに走り回っていたような気がするんだけど、あれからそれなりに時間が経って大人になって、そういうことが増えてきた気がする。もともとそういう気質があったのか、少しずつ気質が変わっていったのかはわかんないけど。

そういうのが増えていく人もいれば、変わらず元気な人もいるだろうし、昔からそうだった人だっているんだろう。だから、これは個人的な話なんですが。(この日記がそもそも、最初からそうなんだけど)

全然まだまだやる気があるのに、やっていたいのに、身体のほうが先に限界が来てしまって続けられないのが最初は結構悲しかった。でも、そういう傾向にあるんだと自覚してから最近は、まあぼちぼち付き合っていこうかなというスタンスです。

傾向をわかっていたら前もって対策をとることができる。それに、できることが少ないという選択肢が限られている状況だからこそ、その中で自分にとって一番『ちょうどいいところ』をちゃんと考えて選択するようになった、とも思う。

たとえば、雨の日には動く元気がある時にいつもより長く歩いたり、ゆっくり歩いたりして雨の匂いを、その雰囲気を楽しんでいる。一杯しか飲めないからこそ、珈琲を飲む時には時間をかけてゆっくりと、あぁ美味しいなあ、としみじみ思いながら飲んでいる。

でも、自分の傾向をわかっていてもうまくできないことだっていっぱいある。

たとえば、って、まあ原稿の話なんですけど。

たくさん夜ふかしできないし、ほんの1時間だけ睡眠時間を減らすのも1日だけならどうにかするけど連日そうだともう眠くて眠くて仕方がなくて仕事の進みが遅くなって退勤もちょっと遅くなったりなんかしちゃって。

早めに計画を立てて、毎日こつこつ積み重ねて、余裕入稿をする。それが最善で最良で最高だってわかってるのに、カレンダーに進捗スケジュールも書いてるのに、少しずつ延びて延びて、だらだらと、まだなんとかなるっていいながらスケジュール立て直して、を繰り返す1か月でした。

反省………! 

っていうか、反省はいつもしている。それを活かすことがまっっったくできていないだけで。

6月のイベントは本当に本当に楽しみだから、励みにして毎日こつこつ積み上げる をやっていこうと思います。

案の定、あんトレと日記も日があいちゃったけど、またぼちぼちやっていこうね。

これは最近のお弁当。

@mochico_mochi
二次創作BLとごはんが好きなオタクの毎日