noteやブログなんかで好きなひとたちの日記を読むのが好きなのだけど、先日とある記事のなかで「日記を綴ることで、記憶を手放せることに安堵している」旨の記述があって(うろ覚えだからニュアンス違ったらすみません……)、
おお……いいじゃん……
となったので、続けられるだけ書いてみるか〜と思って日記を始めた。
記憶を手放せる、みたいな表現をされてらして(うろ覚え)、とても素敵だなと思った。
小さなときめきとか、その場では口にしなかったけど心の中でにこにこの笑顔になってたこととか、悲しかったり悔しかったりするけどなんとなく覚えておきたいこととか、そういう日常のなかのささいだけどその瞬間はとても大切だったものをどんどん忘れてながらぼーーーっと生きているのなんだかもったいないなあ、と思っていた。
日記って、そういうものをタイムカプセルにして埋めるみたいなものかも。いいかも。やってみたいかも。そう思って、書いています、今。
ただ、あんさんぶるトレーニングも2日やっては1か月空いて、また1日やっては2ヶ月空いて ということを繰り返している人間なので、どういうふうに続けられるかはわからない。自分でも楽しみだよ、どうなるかが。
先週末、ついったのフォロワーさんと遊んだ。
山の上の古文化研究所に刀剣や書画の展示施を観に行って(この話もそのうち書いておきたい)、小さなかわいいレストランで海老フライとハンバーグを食べた。めちゃくちゃ美味しかった、すべてが。
それから北浜の蚤の市に向かったのだけど、蚤の市だけでなくZINE(いろんなジャンルの自主制作の冊子)(二次創作だけじゃない)を集めたマーケットも併催していた。
スペースが決まっていて、長机の上にそれぞれが布を敷いて本を置いて、なかにはポスターを掲示しているひともいて。
どことなく、某赤🐷のイベントと同じような雰囲気があって、これが街中の同人誌即売会というものか〜と思って(たぶんちょっと違う)会場内を練り歩いていたら、好きなエッセイストさんの本をたくさん出してる出版社が来ていたので欲しかった本をあるだけ買ってみたり、声をかけられて立ち止まって何気なくぱらぱらめくった本が気に入って勢いで買ってみたり、気がつけば会場を出る頃には両手で本を抱えていた……。
同人誌即売会っていっつも『これ』になる。まじで。
親しみのある二次創作同人誌だけでなく、ZINEに対しても『これ』になってしまう自分のことが、自分でも
おもろいわね……
になったので日記に残しておこうと思った次第です。(初回の主題が『これ』でいいのか、本当に)
紙の本は自分にとって特別に好きなもののひとつなんだなあと実感したし、それぞれの想いを紙の本としてかたちにした同人誌っていうものが、本当にすきだなあと思い知ったような気持ちになった。
同人誌はどんな存在かってひとそれぞれでしかないと思うけど、わたしは同人誌を『祈り』と表現されるの、かなり好き。
いろんな色やモチーフを用いて構図を工夫して言葉を組み合わせて、そうやって、それぞれの想いや祈りをかたちにして表現する行為そのものが、その結果として手に触れるかたちをとして本になったものが、やっぱり素敵だよなあ、と思っている。
ZINEフェアをうろうろしてた時にサークル主の方に声をかけていただいて、誘われるままにぱらぱらとめくった本のフォントがかわいすぎて、第一声で「かわいい! フォントがかわいい!」とこぼしてしまったことと、もう一冊みせていただいた時、グレーがかってざらざらした本文用紙がかわいすぎて「かわいい! 紙がかわいい!」とこぼしてしまったことも記しておきますね。(変な客すぎる)
もちろん、素直で正直でどことなく明るく照らされているような文章が本当に素敵だなと思って、そのまま購入させていただいたのですが……。
それはそれとして、6月ジュンブラにまおりつで参加するんですが、自分のまおりつ小説はまだ一文字もこの世に存在していないし、あるのはまだきちんとかたちを為してもいない、おぼろげなプロットだけ。
わーーーーーーーー。やります。がんばります。