タイトルの通りの作品が好き。英語圏の、ダークな雰囲気がある女子向けYA小説が楽しい。ティーンズ向けなので語彙も文章も易しめで、文字が詰まっていないので読みやすいのも良いところ。
でも今読んでるやつが話進まなすぎて心が折れそうなので、自室の本棚にある女子向けダークYA小説を載せていきます。
You Must Not Miss (Katrina Leno)
すごい表紙だけど内容はいちばんお気に入り。家庭にも友達関係にも問題を抱えた主人公が、Nearという架空の世界を創作してそれに取り込まれていく話。
Horrid (Katrina Leno)
上の本と同じ著者。主人公の少女が引っ越して来た家が幽霊屋敷で…というダーク系YA幽霊屋敷もの小説の王道ストーリーだけど、ラストもダークで独特な雰囲気があるのが好き。
Watch Over Me (Nina Lacour)
身寄りのない18歳の主人公が、訳ありの子どもが集うfarmで働き始める…という話だった気がするけどあまり記憶がない、薄味の話。幽霊は出る。装丁が好きで手元に残してある。
Don't Tell a Soul (Kirsten Miller)
これは王道幽霊屋敷もの。予想は超えないが、「そうそうこういうやつ！」という定番の良さがある。あと表紙が良い。
House of Hollow (Krystal Sutherland)
ちょっと他の本と毛色が違う、美しい三姉妹が主役のダークファンタジー。女子向けラノベという感じ。三姉妹というか三女が主人公だけど話としてはこの三姉妹の特殊な過去がミソで…という感じだった記憶。
この辺は今積んでるやつ。読み終わったら売ったり人にあげたりしているので、もうないものも多い。すぐ思い出せるのだとWilder GirlsとかWhat Big TeethとかBurn Our Bodies Downとか読んでるけどもう手元にない。
日本に同好の士がいるのかたまに疑問に思う。明治文学以上に孤独な趣味かもしれない。Amazon.comやgoodreadsを使うと類似の本が探しやすいのでおすすめ。