10年以上前に購入したコンパクトデジタルカメラ。RICOH GR。
調べてみたら発売から18年経った今なお根強い人気のあるカメラらしい。
その存在を何気なく思い出し、引っ張り出してBlueskyで呟くと反応してくれる方がいらっしゃり、「いいカメラなので是非撮ってください」とのこと。
来月の関東行きに持っていくことにした。
まぁ昔のカメラである。今持っている一眼レフの様にWiFiでiPhoneやiPadと繋がってはくれない。パソコンに有線で繋げるかSDカードを直接読み込ませるか、カードリーダーで読ませるか。少しだけ面倒な手続きを踏まないといけない。
そんな所、少し銀塩カメラに似てるな、なんて思ってみたり。
中の画像を開いてみたら、小学生の息子が出てきた。
おお、懐かしいな、と思いながら見進めていくと、小学生の息子と夫が年末か年始を利用して旅行している画像が現れた。
息子は子鉄だったので、目的地を夫と2人で決めたら、その旅程は息子が全て考えて(夫はお金と宿と食事要員)旅行するというのを小学生の間やっていた。
その時に撮ったたくさんの列車や駅や風景がカメラの中にあった。夫の撮った小さな息子の姿もたくさんあった。
さらに進めると高校の風景も。息子は学校にこのカメラを持って行っていたようだ。
これは大変だ。息子にも見せなければ。パソコンにも取り込んで保存しておかないと。
古いカメラの中のフィルムを現像してみたら·····というのを、まさかのデジタルカメラでしてしまうという貴重な体験をした。
スマホで撮ることに慣れてしまって、なんだか写真を撮ることに特別な感じが薄れてしまっていたけれど、そうそう、写真を撮るのってカメラを構えるのって楽しかったなぁと思い出した出来事だった。