美容院に行くのが苦痛だった。オシャレな場所でオシャレな人と何を話したらいいのか分からないし、自分の髪質でどこまで何を望んでいいのか、そもそも何を着ていったらいいのか、イケてない人はどこに行って何て言っていくら払えば何とかしてもらえるのか、全てが分からなかった。
行くのをサボるとどんどん頭部が巨大化し、美容師さんに何て思われるだろうとさらに行きづらくなる。自意識過剰だった。大人になったらいつの間にか美容院に行く理由は、人間の髪の毛がどうしても伸びるから定期的に切ってもらいに行く、それだけになった。生活するのが少し楽になって良かった。今やっていることはこんな感じ。
価格やアクセスしやすさを妥協しない
行くスパンを固定する
いつも前回と同じ長さでお願いして同じスパンで通うと予定も立てやすいし何も悩む必要がない。固定の髪型で良い人だけにおすすめ
ちなみに宝塚男役さんのスパンは2週間だそうです
永遠に同じ人を指名する
初対面の人に希望とか生活スタイルとかをうまく伝えられる自信がないのと、話題もないので。コンタクトにするまでは、髪を切っている間眼鏡を外すと雑誌もスマホも見えず、お話しないと辛かった
でもこれは美容師さんが辞めてしまうとか他店舗にいってしまうと離別が辛いし1から合う店や人を探すのは結構絶望する
まとめてみて思うのは、私は髪型に関しては何も考えず快適な状態が保たれるのが最上の人。以前夕食は卵と納豆とご飯で固定という人に会って飽きないのか心底不思議だったが、この分野においては私もそう思われる側なんじゃないか。今気づきました。