人に任せたとき「役割分担したからには任せないと失礼」と思っちゃうところどうしたらいい?というのを大先輩に聞いてみた。いただいたアドバイスのメモ。
完全に巻き取るときは宣言してから巻き取った方がいい
完全には巻き取らずにフォローするときのやり方:
差し込み仕事を巻き取る
フォローの量を変える
Q. 人に任せた時点から、つまり最初からフォローして情報を追っている?
Yes. 常に、どういうことをやっててどこに詰まってるかを見てる
テクニカルなところまで全部追ってるかは別だけど、けっこう見ている
Q. 自分の仕事をしながらフォローするのってコンテクストスイッチ多くて大変じゃないですか
大変だけど自分は得意だからできる
これは練習してできることかどうかというと、わからない。みんな難しいって言っている
フォローについては0-1で考えるんじゃなくて、グラデーションで考える
自分がやってる状態が1
最初に渡した時点は0.75
渡して、進めてもらって問題なければ0.5
完全に渡している状態が0
さらに問題なければ0.25
フォローのグラデーションは、1on1の回数と似ている
まさしく「時間をかけてる量」が「気にかけてる量」
チームリーダーは優先度が高いものが見える仕組みを作る必要がある
チーム全体に「みんなで合計○個のタスクをやるんだよ」「あなたの主担当はこのチケットだよ」ということを伝えるのが大事
理想のチームは、自分のチケットが終わったら他の人を手伝いに行くチーム
みんなが自己判断で手伝えるようにするには、優先度がついていて見えることが大事
Q. 他の人を手伝うのと、自分の目標との両立が難しくないですか
評価者側の対応が必要
チームメンバーの仕事を手伝って、自分の目標の優先度を落としたんだったら、それは評価者が汲み取るべき
チームとして重要なミッションがあって手伝っている場合は評価される
検証とか遊びとかを手伝っているのは評価しづらい
他の人を手伝うのは、いつか手伝ってもらえることにつながる
チーム全体で目指している120%のうち、10%を手伝ってやってもらっている、あるいは自分が手伝って先にやっている状態