髪を切るとスッキリする。
毛深さとセンシティブさは相関関係にあると思う。そりゃ毛先だって感覚あるし、微細だけども、そのアンテナが大量にふわふわしていたら、過敏になろうとも。
動物がふわふわなのは、敏感に気配をキャッチする必要があるからだ。たぶん。
毛が無いタイプの野生動物は…?
まず水の中の連中は、水を通して感じてるから皮膚全体がアンテナだ。両生類、カエルとかもそう。シトシトの湿気を通して情報(気配の動き)を得る。
植物だってサキッチョはアンテナ。地下の根毛に、風に揺れる葉。
爬虫類はどうなのかね。カサカサしてるし、毛はない。機敏に動くけど、敏感ではないのか?
さて、行きつけの美容院のオニーチャンはいつもお任せで楽しいカットしてくれる。いっつも同じだと退屈でしょ?ってスタンスが、私に合ってる。
今回はカットだけのつもりだったけど、カラーもしようよってことで毛の色が変わった。
ブリーチいらずのアッシュグリーン。
グリーン!赤系黄色系、明るいのから暗いのまでの茶色の毛にはなったことあったけど、グリーンは初めてだ…
真っ黒よりも軽い黒って雰囲気。
でもお日様に照らされると緑っぽくなる。妖精…
いや、ティンカーベルとか西洋のフェアリーイメージでなくて、こんがり焼けた肌のワイルドな森の小人的な妖精。なんだか懐かしい色。
翌朝、ぼーっと鏡を見ながら歯磨きしてて、思い出した。
そうだ、赤ちゃんの💩だ、この色は。懐かしさの正体は、これか。
(初めて赤ちゃんの💩を見たら、その神秘的モスグリーンに驚く)