ついに台湾の台北に到着しました!
2023年の秋に突如降ってきた家族の転勤話から約半年とちょっと、
学習時間は少ないながら、台湾華語学習を地道に続けてきました。
フライトの直前は、実家の帰省や追加の買い出し、家財処分に引っ越しと、中文学習、とくに声出し学習はすっかりお休み状態だったので、脳内シュミレーションは、中文から英語へとシフトしていました…
そしてついに迎えた台北1日目。
私がはじめて、誰かに向けて中文を話すことになったのは、
台北へ向かうフライトの機内でした。
空港で見た感じでは、日本人は私ひとりだったかもしれません。機内に乗り込む際、チケットの座席を見たCAさんから中文で何か声をかけられますが、もちろんわからず、さらに高まる緊張…
やってきた初・中文チャレンジ!は、「機内食」の注文です。
1列前の配膳中に、メニューが配られました。
「菜單〜」
(「請給我日文/英文的菜單。」を練習したから、聞こえる…!)
緊張して食事の内容をよく確認せず、とりあえずお魚を食べることに。
CAさんがカートを押してきます、、、
お魚を頼むぞ、、、
あれ、、、なんて言えばいいんやっけ、、、
私の番だ、、、!
「これ下さい…(日本語)(激小ボイス)」
配られる機内食。通り過ぎていくカート。頭が真っ白になる私。遠くなっていくCAさんの声。そして思い出す。
「我要這個。」でええやないかい…
文字通り頭を抱えるわたし…
しかしほどなくして、2回目の中文チャレンジが巡ってきました。ドリンクタイムです。次こそは…!と意気込む私。
2列前に来た段階で、カートのラインナップをチェック。
何ならわかるだろうか…
無難に水にすればよかったのに、そのとき飲みたい「りんごジュース」のパッケージが目に入る。りんごなら知ってる!「蘋果」。
近づいてくるカート、、、
りんごジュースを頼もう!
「蘋果」は何回も練習したぞ!
ん?「ジュース」って、「ㄓˇ」やっけ??
わからない、、、
私の番だ!
私「我要蘋果!(デカい声)」
CAさん「は〜い」
声は大きいし、りんごジュースじゃなくてりんごやし、CAさん日本人やったし恥ずかしすぎた感情と、無事に飲みたかった飲み物を中文で伝えられたうれしさでなんとも複雑な気分になりました。
ちなみに私の斜め後ろの男性が、
「蘋果汁〔ㄆㄧㄥˊㄍㄨㄛˇㄓ〕〜」
と頼んでて、調べる前に正解が判明しました。
これが私のはじめての中文会話でした。
声出し練習のお休み期間が長くて、もうとりあえず英語で乗り切ろうかとも思ってたけど、なんとか勇気を出して新しく学んだ言語を使ってみることができたので、一歩前進です!
空港到着後には、バゲッジクレーム、税関申請、晩ごはん、ドリンクスタンドと、その日のうちに、何度か中文を話す機会がありました。
その時々で通じたり、通じなかったりしたことで、これからの中文学習のモチベーションがすごく上がりました!
ひとつ、自分の中で決めたのは、お店などで中文を使ってみるときは、自分の中文が通じてない・相手の中文がわからないと思ったら、さっと英語に切り替えて、店員さんに負担をかけてしまわないよう気をつけようと思いました。
私が「伝えたいこと」はどう言えばいいのかをベースに学習を進めながら、相手が「伝えたいこと」を受け取れる力もつけて、少しずつでも双方向のコミュニケーションがはかれるようになりたいなと感じた、台北生活1日目でした。