1月4日

monade
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姉が別の場所で引いたおみくじが、自分のと丸っきり同じものだった。

100カノ最新話予告で耐えきれず先読みを読んでフニャフニャになっちゃった。

『金のリンゴ』『未完成のスコア』読んだ。1人1人の聡明さを描くタイミング、場所、居合わせる相手のバランスがすごい。どちらも名ストーリーと呼ばれるだけある……。スタオケの文章って語りすぎないスマートさがありながら、喩えに用いられるひとつひとつが宝物となり得るような瀟酒なものばかりで美しく、憧れている感性だ。感情が揺り動かされるというより、流れる感情が染み入ってくる、みたいな感覚。

金のリンゴ、SV2で真白くんと話した「「何も失わない道」を探してみたい?」「失ったものは、未来でしか取り戻せない」の立証そのものだった。「苦難を乗り越えた時、魂はどんな宝石よりまばゆく輝く」、冒頭で銀河くんが果物を甘い宝石と例えていたのが、ラストの「黄金(のリンゴ)よりも」に効いてきてグッとくる。苦しい過去や辿ってきた軌跡がいつかキラキラした星となり、運命の先を照らしてくれる物語が好きだ。

スタオケの特殊な用語をクリックするとポップアップが出て細かに意味を教えてくれるTips機能、教養を提供してくれる親切さに感動する。(格納されてあとで見るのでなく、即時で確認できるのがいい)日本全国の土地の名物や環境の描写も丁寧で、その場に実際に旅行して確かめたくなるし、人の営みや文化や自然をとことん愛している人たちが作っているんだなと思う。興味や行動範囲を広げることに明るく背中を押される話だなぁ。

主人公が攻略対象をケアするのでなく、相手が自身の選択で行動するのを見届けることで、相手の努力を証明してくれる人となってくれる方向性が好き。

スタオケをプレイしていると、ある時期に銀河くんに出会っていたら毎日この人のことをずっと考えて他のことに身が入らなかっただろうなと思う。

拓斗くんのこの表情を見るたびに涙出そうになるよ。