イベントへ向かうときの私は所謂お嬢様を目指している。
これは私が読んでいる本の描写だが、お嬢様は社交界へ出るときによく下調べをする。当日ダンスとか踊るのに有利そうな人を見つけるためでもあるし、政治の面で知っておいた方がいいことが多いからだ。
私はイベントに行くときにサークル主さんの作品、私が一番好きな作品などを一応チェックして参戦するように心がけている。もちろん私が新参で、初対面の人との会話の一部になれればいいなと思いながら調べる。
もちろん感想を伝えたいし、伝えるために作品チェックを欠かさずに行ったりもしていたのだが。ここ数日忙しくてチェックはできてないし本も積んでしまっているものも多く存在する。生みだしていただいた素晴らしい作品たちなのに忙しいを理由に読まないという選択を取る私は全く愚かである。いわゆる買って満足してしまったタイプでしょう。必ず読みます。
今回は3回目のイベントということで必ず前回出された新刊は読みたいし、絶対読んで感想伝えるんだ!!!という意気込みで行きたい。すでに金曜日が終わりかけているが何とかなる。人生生きていればどうともなる。なんなら徹夜する。(執筆中の今現在すでに土曜日だった)
なお徹夜しても発言する勇気がなければいえるはずもないのだが、当日お会計した後に新刊よかったです!!!って言える人生になりたい。いうタイミングがわかる人にもなりたい。
創作者にとって感想は諸刃の剣である。いただいた感想が今後の創作の糧になることもあれば、自分が思い描いたものとずれた感想をもらって表現が足りなかったかなと反省する場合もある。だから感想を送ることが必ずしも偉いというわけではないとわかってる。わかってるけども、感想を送ることをやめられない。だって、ドキドキハラハラが続く物語であったり、読んだ後に思わず声が出てしまう物語であったり、推しが尊いと涙する物語がそこにあるから。私の語彙では1から100まで伝えられることはないけれど、私の熱量は120%まで届けられるように感想を届けたい。