二次創作オタクのSNS徒然②

ゆうか
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公開:2024/11/17

久々にブログを書いてみたんですが、長文で思考を吐き出すのって楽しいですねえ。読み返したら死ぬほど読みづらかったけど!


Xからブルスカに重心移せるかなチャレンジをしています。

で、なんか違うくね?となっている。特にオタク人格の置きどころ。

1ヶ月くらい前に作ったオタク用ブルスカアカウントも、完全に閲覧用。型月系の公式絵師さんをフォローする他は、スタレ中心に推しカプのフィードを眺めるくらいだ。

複数ジャンルを同時並行でふらふら眺めている私は、追いかけている作家さんもゆるっと掛け持ちされている方がほとんどで、完全移住も当面なさそう。

『試しに作ってみました。(相互さんとは)ブルスカでもゆるくお話ししたいです』の温度感で案内されているのを見ると、フォローするのも気が引けて。作品や活動を眺める分にはまだ稼働しているXで充分だし…となってしまい、オタ垢のフォロー数は増えないし、増やす気も湧いてこない。

じゃあこの僻地感を利用して壁打ちするか!と思ったけど、しっくりこなかった。

アカウントの切り替えがXにくらべて煩雑…ってわけでもない。どっちも切替までほぼ3クリックだし。

じゃあ何がブレーキ踏ませるかというと、タイムラインの澄み具合かな。

Xは良くも悪くも、ガンジス川だよね。ちょっとくらいゴミポストを流しても、最低限の倫理を保ってるならまあええやろ、と思ってしまう。ブルスカは他人の目に触れる確率こそ少ないものの、どこを切り取ってもわりと綺麗なので汚したくない。

推しカプを語ろうにも、いま一番壁打ちしたい関係性はあんましフィードに拾われたくないというのもある。『カップリング』って、多種多様なファン創作の中で、お互いが求めるものを一定レベルで保証するレギュレーションでもあるじゃない。その規約の根本には、オーソドックスな男女恋愛譚か西洋的人間愛が暗黙の了解として根付いているので、私みたいな人間には上手く使えない。カプ表記だけを頼りに交流したら、誰かはいつか火傷するだろうなって程度には趣向が外れている自覚がある。型月みたいな誰も彼もが辺境から湧き出てきた外れ趣向で占められてるジャンルならともかく、他作品で自分の妄想をなんのスクリーニングもなく『これ同カプです!』って差し出すのは、ちょっと。今のジャンルですら、数年単位で様子を見てから書き出したし。(これは私が、沼ってから数年立たないと書けないって性質持ちなのもあるんだけれども)

でもXだと、そんなに気にならないんだよねえ。よほど故意にタグ付けて見せつけない限り、スルーされるでしょという一種の安心感がある。ブルスカのフィードは、なんか、あかん。あれは陳列棚。キーワードで何でもかんでも引っかかる不自由はあっても、基本的には小さな個人の雑貨店を眺めるような統一感と安心感がある。たまにとんでもないものが流れても「まあそんなもんだよね」で済んでしまうXのタイムラインとは違う。

じゃあフィードや検索も避けて壁打ちすれば…?ってなると、ただでさえ一般ファンの目に留まらないように気を配ってるのに、さらに手間かけてまでやりたい?っていう。なんでも目に入っちゃうインターネッツ&SNS空間でそれなりに高度化されてきた検索避けを、さらに加工したら、もう暗号じゃん。ならXでいいんだわ。

なのでほんと、オタク自我の置き場がなやましい。Xのままで別に困ってないんだけど、静かに時間を使うなら断然ブルスカなんだよ。でも、使おうとすると「なんか違うくね?」ってなる。

きっと私がオタクとしてSNSに求める距離感は「好きに呟く、放っておいてくれ」なんだろうな。

基本は繋がらないけれど、なにか琴線に触れるものがあればご自由に。そのくらいが丁度いいのだと思う。

あと正直、今のジャンル垢の「フォロワーは少なく、創作はそこそこ目に止めてもらえる」の方針がわりと良い感じなので、どこでもそうありたいと思ってしまう。会話相手も圧倒的にほぼ別カプ別ジャンルの気の合う友人だけだし。なんも気にせずのんびりいられるので、ほんとに楽でありがたい。

当該アカウントのbio、我ながら上手いこと書けたよなあって…『猛犬注意』の看板がコンセプトなので…これでもフォローしてくださる同カプの方々、心が広すぎる。

話を戻すとして。

ブルスカのオタク自我、どうしたものかな。

この違和感が、ツールを変えたことに依存していて、たとえばパソコンからポメラに、ポメラからタブレットに変えた時のような馴染まなさと同じなら、放っておけばそのうち使い始めるのかもしれない。そういえば今のジャンル垢も、まともに使い始めるまで3年くらい寝かせていた気もするし。

ただブルスカは、Xのように、ガンジス川だからスルーしようとはならない気がしてる。『見なかったことにしよう』という大人の対応がその役割を担うのだろうな。ただ大人の対応ってどうしたってメンタルカロリーが高いから。『無関心』と『一回目は見逃そう』って、似てるようで全然違う。このまま移住が進んだとして、なんらかの断絶は時限制でやってくるんだろうなあ。Xも正直イーロンは原因ではなくて現象の方だろうと思ってるし。

私がブルスカオタ垢をうまく運用できるようになるのと、ブルスカのオタク空間が何らかの時限を迎えるのと、どっちが先になるんだろ。

バベルの塔、なかなか完成しないもんですね。


そして日常垢でのオタク自我をどこまで出すかも悩ましい!

友達の話見てたら反応したくなるし、自分もつぶやきたくなるけれど、まだちょっと「ようやく整えたこの部屋を汚したくねえ…」の気持ちがある!

でもこっちの違和感は、そのうちゆるゆると薄れていくんだろうな。むりだよ、どんなに掃除しても、自分のリアル部屋はかならず混沌に陥るもの。

さよなら、私の綺麗なブルスカ…早めに別れを告げておくね…。