説明が上手い人は分割が上手い

mondy
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説明がうまい先輩を見て、なんでこんなに論理立てした答えを瞬時に返せるんだろうと疑問に思っていた。

例えば、「ここでこういうことできないですかね?」という問いに対して、「難しいポイントが3つあります。1つ目は〜」という答え方をする。

なんで瞬時にその3つ出てくるんだろう?という疑問がずっとあった。自分が説明するときは、まず最初に思いついたことを喋って、途中で思いついたらそれも喋って、という感じで、自分でもゴールが見えない状態で喋り続ける。

そうなると、聞いてる側も話してる側も、今何喋ってるんだっけ、となり、結論がよくわからなくなる。

人を説得するには、結論を言ってはその後にそれを論拠立てる理由・根拠を述べるべきだが、自分の場合、それが言い訳に聞こえてしまう事が多い。

先輩を観察して気づいたのは、分割がすごくうまいのだ。

コードを書いているときも、自分が作ったゴチャッとしたコードをプルリク投げたら、とても心地よくファイルを分割してリファクタリングしてくれたことがあった。

複雑な物事を分割する力があるのだ。

divide and conquerという言葉がある。複雑で大きな問題を理解しようとするとき、まず分割することが大切なのだ。

それは、物事を説明するときも同じだ。

分割して論理を組み立てて、統治する。

一つの結論は複数の原因がある。そこを噛み砕いて伝えることができる力が、説明力なんだろう。

まずは、この「分割」を意識して生活してみよう。