
00 はじまり はじまり-妄想散歩-
いつものように日が上り、窓から差し込む光に目をしかめながら起き上がる。
梅雨時の晴れ間。
今日は絶好の散歩日和だ🎵
いつもの黒いジャージを履いて、洗い立てのいい香りがするティーシャツで身を包み、柔軟剤モリモリのふわふわタオルを首にかける。
スニーカーを履いて玄関のドアを開けると強めの朝日に焼かれた暑い風が頬にあたる。
「もう夏だな。」なんてわかったように呟いていつもの朝の散歩が始まる。
まずは、スマートウォッチをセット。1日に何歩歩いたかを把握するのは、現代人のステータスだ。
玄関を出て、正面の道路を左に舵を取ると大通り。と言っても団地の中なのでほとんど人もいないし車も通らないから我が物顔で真ん中を歩く。これも私の朝の散歩の楽しみ一つだ。
200mほど進んだところで今度は、右に舵を取る。そこは少し古い路地で、立ち並ぶ家も昔ながらの建物だ。
この路地に入って4件目の家の前には大きなラッパのようなオレンジ色の花を咲かせる木を植えている家がある。
妄想散歩道
ここは、そんな私の妄想散歩道。
私が散歩に夢中になっている傍らで、散歩の夢中になっている私とは関係のないところで起こる密やかな物語(妄想)をお楽しみください♪
妄想散歩道。はじまり〜はじまり〜