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飛び抜けて優秀な人が持つたった一つの重要な特性

monzou
·
公開:2025/9/15

マネジメントの仕事を始めて数年が経つ。元々は全く興味がない仕事だったし、自分にマネージャが向いているかというと全く自信はないのだが、それでもどうにかやってこれたのは優秀なメンバーが居たからである。

より正確に言えば、僕が優秀だと思うメンバーが思い切り暴れられる環境をつくることがマネージャとしての僕のやり方、一つの勝ち筋であり、それによってなんとかやってこれたと言えるだろう。

一流は「スピード」にこだわる

では、一体どんな人が優秀と言えるのか。たとえば僕の同僚は「三流は質にこだわり、二流は量にこだわり、一流はスピードにこだわる」という理論を提唱していて、僕はこの理論に同意している。

この理論には、まず「量は質に転化する」という考え方が暗黙のうちに含まれていると思う。質にこだわるばかりで量をこなせないと、決して質は上がっていかない。山口周さんも類似したことを言っている。

しかし、この理論のポイントはそれ以上に仕事上の「結果 = アウトカム」にこだわっているところにあると個人的には思う。その背景にある大きな思想は、「結果を出すには PDCA を回す必要がある」だ。何を当たり前のことを言っているのかと思われるかもしれないが、現代のビジネス環境においては「完璧なものをゆっくり作る」よりも「とにかく早く出して修正する」方が成果につながりやすい。だから「量」にこだわるだけでなく、さらに「スピード」にこだわり、とにかく PDCA を早く回せ、というのがこのメッセージの意図である。

超一流は「仮説」にこだわる

しかし、僕は最近この理論をもう一段アップデートしたいと思っている。それは、飛び抜けて優秀だと感じる人には、この理論に加えて「共通の特性がある」と気付いたからだ。その特性とは「仮説を持っていること」である。

「三流は質にこだわり、二流は量にこだわり、一流はスピードにこだわる。超一流は仮説にこだわる」

僕が「この人に任せたい」と思う人は、すべからく「仮説」を持っている。当たり前だ。PDCA を回すためには、そのスタート地点となる「仮説」が必要である。仮説なき PDCA に意味はない。

しかし、実は多くの人が仮説を持っていない。特に僕の場合は、事業やプロダクトのリーダーを選び権限委譲していく必要があるわけだが、体感として 具体的な仮説を持っている超一流は 1% 未満 である。多くの場合、個人のエゴやビジネス上の慣習、そして周囲からの圧力を意識して「現状からの積み上げ」で思考してしまいがちだ(もちろん僕もそうなりがちだ)。

しかし 超一流は、前提を疑い、仮説を立て、素早く行動する。営業なら顧客に話を聞きに行き、そうでなければ観察から課題や仮説を導き出す。超一流は僕の承認など待たず、まず小さく試してみて、あとから許可を得ることが圧倒的に多い(= 許可より謝罪)。仮説を持つ人がスピードにこだわって行動しまくるから、量が生まれ、質に転化し、成果が出るのだ。

ちなみに重要なポイントとして、仮説が正しい必要はない。「仮説が間違っていた」ということ自体も、一つの Learning だからだ。仮説はあくまでスタート地点であり、仮説検証を回してゴールに近づいていくことが重要なのだ。

@monzou
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