先日第一希望の会社から内定を頂いた。この会社に採用してもらえなかったら、一旦就活をやめて職業訓練校に通おうと考えていたから、連絡をもらった時はすごく嬉しかった。何度も尻を叩いてくれたエージェントには感謝しかない。完全に長期戦を覚悟していたので、今回約1ヶ月半ほどで内定をもらえた要因を（運以外で）考えてみた。
大きく2つあると思っていて、1つは海外渡航の理由やその後のプランについて、面接でしっかり説明できたこと。ワーホリの話になるとよく話題に上がるものとして、帰国後に就職がうまくいかないといった話がある。個人的な感想で言うと、完全に本人次第だなと思った。海外に行った理由は必ず聞かれたけれど、しっかり説明できれば特に追求されることもなかった。特にベンチャーではその行動力を評価される事さえあったし、アイスブレイクのネタにもなってとても良かった。日本では基本的にブランク＝不安要素なので、ブランク期間が長くなるほど面接官から深掘りされるだろう。（仮にワーホリ中アルバイトをしていても、関連職種でない限り企業からはブランクとみなされるは可能性は高い。）
もう1つの要素は、前職での経験とキャリアプランだと考えている。今回私は前職とほぼ同じ職種を選んだので、これまでの経験をアピールできたしキャリアプランも立てやすかった。異業種に未経験で挑戦するとなったら、また全然話は違ったと思う。とはいえ、最初から完璧にアピールできたわけじゃなくて、面接を繰り返す中で自分の強みやキャリアプランが固まっていったので、慣れる意味はもちろん自分の考えをまとめていくためにも、回数をこなすのは本当に大事だと思った。
今回が初めての中途としての就職活動だったので、いわゆる新卒採用と中途採用の違いもなかなか面白かった。新卒の場合はとにかくやる気とか将来性とかがみられるけれど、中途の場合はこれまでどんな仕事をしてきてどんな考えで取り組んだのかというプロセスが重視されていた。大手企業や規模の小さいベンチャーになると、かなり豊富な経験を持った即戦力を求める傾向にあって、書類選考さえ通過が難しい印象だった。
入社日までまだ日があるので、自主制作したり遠出したり、無職を思いっきり満喫しようと思ってる。