8月って楽しい

守宮泉
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公開:2025/8/2

8月になると、なんだかうきうきした心持ちになるのはなぜだろうか。

誕生日があるからかも知れないし、世間の夏休み気分にあてられているからかも知れない。確かなのは、8月の期間中不思議と浮き足立っているということだ。

今年の8月は親知らずの抜歯から始まった。今回は左下である。麻酔して引っこ抜いて縫って……いろんな先生が来ては二言三言残して去っていく。たくさんの知見が集まるのは大学病院の良いところだ。施術中には痛みもなく、ほっとした。昨年抜いた右下は、割って少しずつ取るスタイルだったから、神経を刺激されて痛みがひどかったのだ。神経には麻酔が効かないからなあ。

抜けた歯はかなり大きくて、これが顎に埋まっていたのかと考えるとびっくりしてしまう。生えてくる時は痛みがなかったからそんなに存在感を感じていなかった。よく収まっていたなと思う。

痛みを抱えつつ、8月はイタリア語の学習継続と、ドイツ語の発音を学んでいこうと考えている。オーストリアという国を知るには基盤であるドイツ語を知らなければならないからだ。オーストリアの言葉とドイツ語の違いに気づけるレベルまでいきたい……と思っている。

英語は……おいおいがんばるつもりである。イタリア語、ドイツ語とだんだん英語に近づいているから許してほしい。発音も綴りも全然違うけど……。

ドイツ語は、濁音と「〜ン」と跳ねる音が多くてなんだか不思議だ。音に例えると、エンジンやタイプライターのような印象を受ける。ピアノも近いかも知れない。打鍵音っぽいのかも。イタリア語は船のような、料理のような、流れる音というイメージだから、まったく違って面白い。

ドイツ語としては習っていないが、ピアノを教わった時に「A(アー)、B(ベー)、C(ツェー)、D(デー)」とアルファベットのドレミを聞いた覚えがある。そういえばあれはドイツ語だった。あの一瞬しか使っていないのに、どうしてドイツ語が出てきたのかは謎だが、かけらはすでに持っていたようだ。ピアノを通して学んだ音楽用語は、イタリア語にもたまに出てくる。forteとか。

NOLTYのノートブック

ドイツ語用に良いノートを手に入れた。薄い上に裏抜けしないのがいいところ。まだ文法にすら辿り着けていないが、ゆるゆるやっていこうと思う。

イタリア語は2ヶ月後の検定に向けて、苦手克服フェーズに入っている。過去問ももりもり解くぞ〜!

以上が、8月の抱負である。どこまでできるかわからないが、継続はしていきたいところだ。

@morimiya
多言語世界で生きていきたい人です。 Bluesky bsky.app/profile/moriizu.bsky.social