映画『首』をみた

森山
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公開:2023/12/2

めちゃくちゃめちゃくちゃおもしろかった!!!!

実はキャンペーンに当選してムビチケをいただいてあった。

中身は桐箱入りの純金ムビチケ。。。

加瀬亮信長だったら喜びそう。派手。

加瀬亮さんのファンをジットリ続けて17年とかになるが、こんなむちゃくちゃな役で見るのは初めてで、北野武監督!!ありがとう!!と映画館で暴れたかった。加瀬亮に見下されたいという長年の夢が最高の形で叶ってすごい。西島秀俊さんは『Dolls』以来の北野組だから、大出世して地元に帰ってきた孝行息子みたいになってるけど、憂鬱そうなクソ真面目で誠実で強く立派なさむらいで、いかにも秀俊!!という役柄、これもファン冥利に尽きる。北野武監督は役者としては「ビートたけし」として出現するので、出てくるだけでちょっとおもしろく、「馬鹿野郎」「この野郎」と言っちゃうと完全にこっちはウケちゃうのでずるいんだけど、加瀬亮さんの先輩である浅野忠信さん、塩顔壮年界の重鎮・大森南朋さんの2人がだんだん「ビートたけしの世話係」みたいになっていくのがまたよかった。バイオレンス・コントだ。

劇中、ロマンス要素がまじでなくて、一応恋愛的な要素はあるんだけど、それも激烈ホモソーシャル社会の中のある関係としてさらりと描かれてて(へんなネタ感や茶化しがないのもよかった)、暴力・暴力・策・裏切り・暴力・笑いだけでめちゃくちゃおもろい物語が作れるんだなあと目がカッと開く思いがした。おれもエンターテイメントがんばろう。小説書いて新人賞出そう。

@moriyamaryu
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