noteから転載します。
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これまで参考になった指南書を用途別にまとめます。
小説を書きたいけど何をしたらいいかわからないときに読む本
物語を考え、構成を立てるときに読む本
執筆しながら読む本
ある程度書けるようになったら読む本
小説を書きたいけどなにをしたらいいかわからないとき読む本
そもそも小説をどうやって書き始めればいい? なにを考えていけばいい? という段階で、とりあえずおすすめの2冊。準備体操です。
・0から始める小説の書き方徹底講座!の中でも特に文章作法の超基本の章
基本的な作法について。他の章は気になるところを拾い読みすればいい。
物語を考え、構成を立てるときに読む本
初級編でなんとなく掴めた場合は、中級編でテクを学ぶといい。映画の脚本用の教本だが小説でも問題なく使える。
三幕構成についてはこれ。「ストーリー」本体は難しくて高価なのであまり推奨しない。これをもとに構成用のシートを作ってメモし、はじめにエンディングを考え、三幕八場を立てる方法が書きやすい。
執筆しながら読む本
小説講座 売れる作家の全技術 デビューだけで満足してはいけない (角川文庫)
技術的な問題はこの辺に詳しい。特に現役の大沢在昌さん、三浦しをんさんの本は即参考になる。大沢さんのほうは新人賞の参考になる情報も多くてお得。
書くために短期間の筋トレが必要だなと感じたら逆噴射式を。
これで書き出し訓練をすると結構ムキムキになる。
ビジネスパーソンのための「言語技術」超入門 プレゼン・レポート・交渉の必勝法 (中公新書ラクレ)
基本的な文章力が不足していると感じたらこれを読むと使える。
ある程度書けるようになったら読む本
素晴らしい映画を書くためにあなたに必要なワークブック シド・フィールドの脚本術
SFの書き方 「ゲンロン 大森望 SF創作講座」全記録 (早川書房)
この辺りは趣味で読む本ではある。また、類語辞典系はいろいろ人気なものがあるが、個人的にはそれより辞書を引いた方が良いと思っている。この類語辞典だけは割と好きで使う。
今はこれを読まんとしているところ。
技法書のオタクすぎて書いてるのか怪しい感じだが、読みつつ一応長編を書いている。3月までに完成目標。頑張るぞ。(2022/1/16)
その後、完成した長編が集英社オレンジ文庫 2023年ノベル大賞で二次選考通過(三次選考落選)となりました。2024年も長編の新人賞投稿を頑張ります。(2023/12/26)