書斎をもつのが憧れだった。子供の頃はきょうだいと同室で自分だけの部屋がなかったし、若い頃はワンルームしか住めなかったのだが、人と暮らすことになって念願叶った。
書斎がととのうまでに3年もかかってしまったが、なかなかいい部屋にできた。
ほかのかたの参考になるかもしれないので、揃えたものなどを記録します。部屋は6畳。長細い部屋で、床はフローリング。
用意したものは下記。
本棚 大・小1つずつ
デスク
デスクチェア
キャスター付き引き出し
バタフライチェア
観葉植物
本棚
書斎のメイン、本棚。自分用にベルメゾンのシンプルブックシェルフ(ナチュラル・幅120)を買った。入りきらないぶんの本は売る、譲るなどして処分し、家族の本は別の小さい本棚に入れてもらった。
棚板はいくつか外して大型本が入るように調整。このサイズだと板だけでかなり重く、組立ては成人2人必要なので、無理なら組立サービスを頼むとよさそう。なぜか妙に奥行きある設計のため、本は見えているものの後ろにもう一列入れている。天井との間にはこれを入れた。
本棚はこれ1つで、入らない量を買ってはいけないルールを自分に課している。買いたい場合は在庫を処分する。古本屋さんに買取に来てもらうこともあれば、一箱古本市に参加して自分で売ることもあり、それはそれで楽しい。
デスク、デスクチェア
デスクは大昔のニトリのもの。椅子だけ新調した。オカムラ バロンチェアの肘なしを中古で購入(15000円程)。新品は10万くらいするので到底手が出ないが、中古はコロナ禍でオフィスを引き払う時などに市場に出たらしく、オフィスバスターズなどにたくさんある。
オカムラバロンはかねてよりの憧れで、最終的な決め手はデザインのよさと、中古ショップの近隣店舗に在庫があったことの2点になるのだが、高級デスクチェアは他にもいろいろある。座ったりレンタルしたりして試すのがベストだが、今回は余裕がなくてネットで買った。
座面がメッシュなので、冬場は薄い膝掛けを敷いてから座っている。キャスターは床に直接のほうが滑りは良いが、傷になるので、床の上に簡単な玄関マットのようなものを敷いている。
キャスター付き引き出し
デスク下に何もないタイプなので、文具などを入れる引き出しは別に購入した。購入元不明。プラスチック製で簡易なもの。デスクの前に置いている。
キャスター付きの、美容室で美容師さんが脇に置くような小さい2段のプラスチック棚も買った。化粧品を入れたり、上の板をテーブルとして、バタフライチェアの脇机として使っている。
バタフライチェア
デスクと別のくつろぎ用に、ニトリで購入。
一応、分類としてはキャンプ用。安価で、かなり軽く、すぐ折り畳み・組み立てができ、家じゅうどこでも持ち運びができる。私は持病が多く力がないため、重たい椅子は扱えず、はじめからキャンプ用品から選ぶつもりで選んでいた。
座面は外して洗える仕様なので、屋外で行うイベントに持ち出したこともある。また、背面の高さは2種類あるので、高身長のかたはハイバックタイプがいいと思う。最近は毛糸を編む時にこれに座ることが多い。
観葉植物
書斎を整備しながら少しずつ買い足した。
ヘデラ、ポトス2鉢、フィカス、ガジュマル、ブーゲンビリアの鉢がある。台はニトリで買った折り畳みプランタースタンド(S01HF・廃盤)(1900円程)。
植物があると元気が出るし、水をあげたり霧吹きで葉水をやったりする必要があるので、強制的に朝早起きすることになって良い。
書斎の完成
デスクは窓際に置いているが、あえて窓を背にしてある。なんとなくこのほうが視界が広くて落ち着くのと、手元が明るくなって作業しやすい。大統領や社長やマフィアのボスがやるみたいでかっこいいと思う。脇の壁には好きな映画や舞台のちらし、ポストカードを貼っている。
あとは日々掃除と片付けをして、この状態で維持できるようなんとかやっている。最近は編み物をやるので毛糸が増えてきたのが悩み。みなさんもよき書斎生活を。