くどうれいんさんの小説『氷柱の声』を読んだ。小田原のパン屋に置いてあったエッセイ『わたしを空腹にさせないほうがいい』をふと手にとってからいくつかエッセイを読み、小説も書かれているとのことで読んだ。くどうれいんさんの誠実でまろやかな言葉は、生活の近くにあるようで、特別感がある。様々な人の、東日本大震災が起きたときから「語れないと思っていたこと」「言葉にできなかったこと」が短編で綴られている。中でもトーミちゃんのキャラクターがすてきだった。
もりぞーです。好きな食べものはカニ玉とタコスです。
@morizooo0825