年末年始の頭に空き具合が、毎年のたのしみかもしれない。空いていると、これまでなかったものや、すっかり見落としていたものが、どんどん入ってくる。
昨年から、しいたけ占いのしいたけさんの文章を読むことが増えた。しいたけさんは誰よりも私の背中を押してくれる。占いの本質は当たっている、当たってないよりも、どれだけ「わたし」に向けての言葉と感じられるかなのかもしれない。そして、しいたけさんの話を読んだ後には、情報を得たという従来の読書後の気持ちではなく、頭に空きが生まれて、いらない情報を捨てられて、頭がふわっと軽くなったような気持ちになる。それが、しいたけ占いが好きになった理由のひとつだ。
今月の占いを読んだら、「この1月の前半は色々な情報などは思い切って遮断する時間も持ってみて」という話があった。とにもかくにも、頭が軽いのは年末年始だけに限った話にはしない2024年にしたいなあ。