あまりかでのヒットを受けての、スタジオジブリプロデューサー、鈴木敏夫さんのコメント。きっと今日のゴールデン・グローブ賞受賞を受けても変わらぬコメントだったとおもうと心強い。
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「だって、そんなことで喜んでいたらだめになるじゃない。終わったことなんだから、いちいちそんなことに反応しないでよ、って」
──さすがにもう手放しで喜んでもいいのでは。
「だめ。死ぬまで前のめりじゃないと。違う? 余韻に酔っちゃいけないの。と、僕は思いますけどね。そこに待っているのは、落とし穴だから」
──82歳になっても?
「そう。映画の監督なんて死ぬまで監督なんだから」
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昨日のNスペでのミンヒジンさんの言葉も芯が強かった。
こういう「真っ当な感覚」が評価につながっていることに、心強さを覚える。大谷選手もそう。星野源もそう。ただ「強い」だけの強さではない、しなやかさみたいなものがあるような気がする。
シンプルな原理原則が芯にあるという強さもまた心強い。小手先の技術に偏りすぎないぞというときに、こうした人がいることが救いになる。