先日のママさんが私のこと覚えてた。記憶から消してくれていいです。はい。ご心配いただきありがとうございますございました。大抵のことは一晩寝ればメンタル回復するタイプです。
妹の仕事が繁忙期でしばらく休みが無い。文字通り土日祝も仕事である。そんな中でも推しはグッズや配布物を出すから困ったものだ。頼まれたのは3月からの大阪でのサンリオポップアップショップでの買い物。購入品リストだけ作っておいてくれと言ったが、どうやらそれどころじゃなくなったらしい。推しアイドルのグッズがわんさか出ることになり、サンリオを見送ると言われた。何事にも優先順位がある。仕方なし。入店予約したけどキャンセルしなきゃ。その代わりに、そのアイドルが雑誌でモデルをしたアクセサリーブランドの店舗でポストカードを配布するからそれをもらってきて欲しいと言われた。いいだろう。して、それはいつからじゃ？「今日」時計を見る。28日AM1:44。睡眠不足で出かけるのか…。「おかんにも頼んだ」2枚得ようとするな。
眠いがばあばと街に繰り出した。息子がポケモンセンターでポケモンがもらえると騒いでいたのを思い出した。配布期間を調べると明日までとある。土日に行こうと思ってたけどダメじゃん。仕方がないので寄り道した。ポケモンセンターでスタッフさんに合言葉を伝える。無事シリアルコードをもらった。いつもは商品を見るのも疲れるくらい人で溢れている店内が、自由に歩き回れるくらい空いていて感動した。平日の午前すげー！と店内を見て回ったのが悪かった。気がつくとレジに居た。なぜ私は息子のためにポケモンカードを買ったのか。しかもプレイシートもメダルもデッキケースも拡張カードも入ったスターターセット。対戦する用に別のスターターセットとスリーブも。何もかもがレジを通った。ダメだ、にわかデュエリストだった幼少期のせいで全てを揃えてしまう。インナースリーブは足りないけど少しなら家にあるからそれ使おう。オタクだからカードが傷つくのは許せない。たとえ子どものおもちゃとしてでもだ。ばあばはポケモンのお弁当箱セットを買っていた。今の息子のお弁当箱は幼稚園から使ってるドラえもんだからありがたい。
当初の目的、ポストカードをもらいに百貨店へ。ちょうどお姉さん1人がお買い物中だった。ちらりと見るとアイドルが着用していたアクセサリーだ。なるほどあなたもファンですね？接客してない店員さんにポストカードくださいと伝えると快く2枚持ってきてくれた。ミッションコンプリート。申し訳ないが退店させてもらう。
ところ変わって別の百貨店に来た。ポストカードください。また快く2枚もらえた。そして別の階の同じショップに行く。ポストカードください。また快く2枚もらえた。決して悪用するつもりも売るつもりもない。「こんなの何枚あってもええ」と鼻息荒くした妹の為である。推しなんて何枚あってもいいものだ。その気持ちはオタクだもの良くわかる。
このアイドルグループ、それぞれがいろんなブランドのモデルをしている。1人はヴ○トン、1人はカル○ィエ…と名だたるハイブランドもあれば比較的手が出るブランドもある。今回妹の推しは比較的手が出るブランド、つまりモデルとして着用したアクセサリーが買える金額であった。3店舗目にしてばあばが、妹にプレゼントするか悩み始めた。妹に連絡してみる。「買ってくれるのか！？！？！？」その気になってしまった。ばあばが見返りはあるのかと尋ねた。プレゼントに見返りを求めるな。妹は言った「愛」随分不確かな見返りだな。結局1番普段使いしやすいデザインのネックレスを購入。店員さんがさらに1枚ポストカードを入れてくれた。計7枚。怒られそうな枚数だ。
興味本位で検索するとポストカードが出品されていた。しかも4桁で。何枚も売れている。恐ろしいな。しかし、店舗がない都道府県の人は交通費と比較すると購入した方が安いのかもしれない。だとしても、無料のものを4桁で売るのはどうかと思う。
帰りに乗り物酔いした。顔色悪くして帰宅。元々乗り物に弱いのと普段チャリでどこまでも移動してるせいで更に酔いやすくなってる気がする。頭痛も出てきた。寝不足も効いてるなこれ。
ご飯前に息子がポケモンカードを発見した。「これ僕の！？」いやそれは対戦用の母のスターターセット。「じゃあこれは僕の！？」いやそれは母のスリーブ。息子、静かに自分の机に戻って数枚だけ持ってるポケモンカードを出して静かに泣き始めた。哀愁漂い過ぎだろ。面白すぎる。息子のカードとスリーブはこっちだとデカい箱を見せると涙を流しながら目を輝かせて近寄ってきた。漫画みたいな反応をするな。面白いから。遊べるのは学校が休みの日だぞと言うと「日曜日ね！土曜日はガンプラするから！」と言われた。どうやら私の弟とガンプラする約束してるらしい。毎日楽しそうで何よりだよ。この間、スマホで何か検索してる弟が呟いていた。「ドラえもんのプラモデルなんかあるんだ」息子、お前が作るのはドラプラかもしれない。