万紫千紅についてのさらなる妄想

moroboshi
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公開:2025/9/16

仕事が繁忙期でストレスが溜まっている。本当はこんな文章を書いている余裕はないはずだが、こうした余計なことをしないと死んでしまう気がする。

さて、初報PVでは様々な情報が提示されたが、そのいずれもが断片的で、確かな意見を述べることは全くできない。ただ一つはっきりしているのは、FEの新作が発売され、それは過去作である風花雪月の世界と何らかのつながりがある、ということだ。

歴代FEを見てみると、共通した世界観を持っていることがはっきりしているものはいくつかある。

例えば、蒼炎・暁の舞台となったテリウス大陸、暗黒竜・紋章の舞台となったアカネイア大陸、封印・烈火の舞台となったエレブ大陸。

新作ごとに主人公や登場人物たちのほとんどが一新される、という説明をされることも多いが、実際にはその世界の舞台は使いまわされている。

万紫千紅が風花雪月の世界観を引き継いだ世界だとしても、それは【FEあるある】とでも言える現象。なんら不思議なことはない。

ただ、引き継いだということは、引き継ぐこと自体に何らかの意味があったということ。シリーズものあるあるだが、作品が増えるにつれ過去作との整合性を取るのは難しくなっていく。FEは世界観を一新してもなんらマイナス要素のないシリーズなので、むしろ新しい大陸・設定を一から考えた方がより自由に作品を作れるはずだ。

風花雪月は歴代で最も売れた作品であるから、売り上げアップを見込んで風花の舞台を使いまわしたというのも一理ある考え方。が、その目的で使いまわすべきは、舞台というよりキャラクターの方だ。そしてそれは既に風花無双にて取り組んでいる。

それでもなお、風花の世界とのつながりを示してきたということは、あの世界で、まだ描かれていない部分があるということ。それはいったい何だろう?

きっとそれは、ゲーム本編をクリアしないと見えてこない。風花とのつながりを匂わせるのはISからの明確なメッセージだが、それは暗号化されていて、まだ読めない。

ISの意図はさておき、自分なりの妄想を深めていこう。

・今回の主人公は誰か?

主人公は公式サイトでピックアップされている四人のいずれでもない。

カイくん、セオドラ様、ディートリヒ、レダさん。この四人から相棒を選び、街中の散策では彼らを動かすにしても、それとは別に主人公がいる気がする。

感覚としては覚醒のルフレが一番近い。ルフレは主人公でありながら、基本的には強制出撃ではなかった。一方、強制出撃だったのはもう一人の主人公にして相棒のクロムだった。

ルフレとクロムの違いは、マイユニットであるルフレは名前や成長率をプレイヤーの手で設定できたのに対し、クロムはできないという点。

成長率を選ぶことは、初心者にとって大変難しいので、新作も、そして今後も、もう成長率を選べるFEは出てこないと思う(覚醒などがリメイクされる場合は別)。

上記四人は、覚醒におけるクロムの立場になり、本作におけるストーリーの中心になるだろう。ただし、プレイヤーの分身としてのマイユニットは、その傍らに寄り添う別の誰か。今作の主人公は、主人公本人が英雄になるのではなく、英雄のそばに寄り添い、その成功を支える陰の功労者。新紋章のクリスに近い存在として描かれるのかもしれない。

そして、いま最もマイユニットに近いと目されているのが、カイくんと共にいた眼鏡の女の子。いかにも序盤っぽいムービーに出演しているということだけでも、マイユニの可能性は高い。

ただ、それは誰にでも思いつくことだし、せっかくなので、ここでまだ私以外誰も言及していない新しい可能性に触れてみようと思う。

・マイユニットは複数人いるのではないか?

眼鏡の子がマイユニットだと考えた時、カイくん以外の場面で眼鏡の子が登場していないことが引っ掛かる。だが、上記四人に対応したそれぞれのマイユニットがいるとすればどうだろうか?

まず、自分の好みでマイユニットを選ぶ。想像するに、男女それぞれ二人ずつ。その中の一人が眼鏡の子。すると、そのマイユニットに対応した英雄がそばに居て、そこから物語が始まる、といった具合だ。

かなり大胆な説だと思うが、マイユニを複数人用意することは物理的に不可能ではない。ベレトベレスのときも、実質一人分のキャラに対して二人分の3Dモデルを用意することになっていたわけで。つまり歴代のFEは、実質的にマイユニを複数人用意していたことになる。

二人から四人にするのがどれだけ大変かは知らないが、少なくとも二人のマイユニットを用意することなら、直近のエンゲージを見ても実現できると想像可能だ。

カイくんには眼鏡の子。性格は多分引っ込み思案。ただ、カイくんにだけははっきりと意見できる。熱くなりすぎるカイくんのブレーキ役みたいな立ち位置。

セオドラ様には屈強な男性。セオドラ様の命令を忠実にこなす副隊長格。難しい任務を命じられるも、使命感を持ってそれに応える。

ディートリヒには知的な男性。口が回るタイプの賢さを持つ。口下手なディートリヒの代わりに交渉などを行う。

レダさんには快活な女の子。後ろ暗い過去を持つレダさんの相棒には、太陽のような明るさを持つ女の子。レダさんのモチーフが月っぽいので、対の存在。

まあこんな感じの相方を想像している。

多分、マイユニを選んだ時点で、他の三人はなんらかの事情で自身と対応する英雄と出会えない運命をたどる。そうやって整合性を取ると思われる。

また今回、メインキャラが四人いるからルートも四つであると思われがちだが、それも怪しむべきだろう。カイくんの戦闘シーンの味方側に、ディートリヒと思しき剣士が混じっている。つまり、これら四人のルートは合流の可能性を孕んでいるのだ。

神威法王によると、最後まで残った者の願いを聞き届けるということだが、集団で戦っている以上は、最後の一人ということはないだろう。もし、途中まではみんなで戦い、最後の方は一人で仲間同士と戦うなどとなったら、FEのコンセプトを全否定することになりかねない。そんな状態では、集団を形成しようにも、まとまるにまとまれないだろう。

神威法王の言葉における「最後」というのを人間一人と考えるのは合理的ではない。恐らく人数制限のようなものがあり、その範囲内であればよいのではないかと思う。であれば、明確に闘技場で戦う描写のあったカイくんとレダさんが手を組むことだって何の問題もない。

マイユニについての妄想は一旦終わり。また別のことを考える。

・神威法王はどうやって願いをかなえる?

「願いを聞き届ける」という言葉。私もあまり意識したことはなかったが、「聞き届ける」という言葉は、相手の話を「聞く」だけでなく、その内容を「了承」することまでをも含まれる。

つまり、「聞いたよ、聞くだけ」というようなトンチの入る余地はない。願いを聞いたからには叶える。そういう意味である。

彼の見た目は歴代FEにおけるマムクートである。それも、法王を名乗るからにはそんじょそこらのマムクートではなく、立場も力もある存在だと思われる。であれば、神にも近い能力を持っていたとしてもおかしくない。そういう存在に「聞き届ける」と宣言されたからこそ、大剣闘祭は出場する意味がある。実態はともかく、広く世間で信じられている。だからこういう行事が成立しているはずだ。

さて、彼には何らかの超能力が備わっていて、それで願いをかなえるのかもしれない。それだけだったら平和なものだが、実は何らかの代償が必要な能力だったり、戦場に流れる血が神威法王の力の源だったり、そういうことをつい考えてしまう。

風花雪月において、血には力が宿る。血が多く流れるからこそ、神威法王はその霊格を今日まで維持し続け、神にも迫る能力を発揮できる。しかし、それを知るのは法王自身以外にはいない。

陰謀論のようだが、ああやって大見え切って出てきたキャラが純粋な正義というのも、正直信じがたい。大物には何かしか裏があるものだ。

闘技場での戦いが白熱し、死者が出てほしい。あわよくば戦乱が起こってほしい。それが神威法王の願い。

・彼の地はフォドラか?

PVにおいて、いたるところに紋章やらフォドラをほうふつとさせるものが移り込んでいた。極めつけは最後のソティス登場。風花とつながりがあるのは間違いない。

ただし、風花は基本的に肌の白い住民が住む土地であり、彼の地の人々は基本的に肌が浅黒く、人種的につながりがあるようには思えない。

ディートリヒのみ、フォドラ人でも違和感はない。人種的な面のほか、PV内で嵐の海を船で渡る描写があるため、よその土地からやってきたという可能性もあるからだ。そのよその土地こそフォドラである。というなら矛盾もないだろう。

風花時代からさかのぼって考えよう。風花時代は主に肌の白い民族がフォドラ全土に散らばっていた。その状況なら、過去にさかのぼったところでその状況は大して変わらないだろう。

で、レア様とネメシスとの闘いまでさかのぼっても同じ。

さらにその前、ソティスがアガルタの民(=闇にうごめくもの)を地上から殲滅した際、アガルタの民はシャンバラへと逃げ隠れ、地上にはわずかな人類が残されたと思われる。

ここで残されたわずかな人類が、なんとなく白っぽかったので、後の時代の人々も白っぽいのだろうと予想できる。

では、彼の地の黒っぽい人々を説明するにはどうするか? ここでアガルタの民が黒っぽい人々であったならば話は早い。が、その可能性は低いだろう。

もし仮に、アガルタの民が滅ぼされる前の世界が、初報PVによって見えた世界だというなら、文明レベルが低すぎる。アガルタの民は、高層ビルをも建てられるほどの文明を築いたと思われるので、PVのあの世界を作り出したのは、アガルタの民とは別の存在。

つまり、どう転んでも風花世界のフォドラとは人種的・文化的につながれないので、フォドラとは思えない。

ただ、フォドラでないとすると、石柱の土台に彫り込まれたフラルダリウスの紋章や、カイくんが所持していると思われるオーバンの紋章、仮面の女の子のペンダントに刻まれていたノアの紋章などは、どう説明すればいいのか?

・彼の地は、ソティスの出身地である。

ソティスはある日どこかからフォドラへとやってきた来訪者である。つまり、ソティスの故郷がこの世界のどこかにあるはずだ。

ソティスは何らかの事情で故郷を離れ、フォドラにて己の力を発揮した。眷属を作り、それらに紋章の力を与えフォドラを治めさせる手助けとした。

神威法王とは、ソティスの出身地に留まった、ソティスと同格の存在である。あるいは、ソティスと同じく出身地を旅だったが、居着いた土地(≠フォドラ)で力を発揮し、現地民に崇め奉られる存在となった。そう考えると、ソティスと同じく、他者や自分が作り出した存在に紋章の力を与えることもできるだろう。あるいは、過去の大剣闘祭において、さらなる力を求めたものに公の場で紋章を授け、それが血によって受け継がれているのかもしれない。

ソティスと法王の関係は、エコーズにおけるドーマとミラのような、ほぼ同等の関係ではないかと思う。そして、神でありながら人間と直接対話をする存在として広く認知されているのだろう。

フォドラでなくても、同じような紋章が存在することは、このような関係性があれば矛盾なく説明できるだろう。ソティスが作らなかった紋章を顕現させたりすることもありうる。新しい紋章が登場することも可能性は頭の片隅に置いておきたい。

・英雄の遺産はなぜ存在するのか?

ディートリヒがラミーヌの紋章を持ち、しかも、アンスウェラーという剣の英雄の遺産まで所持している。ラミーヌの紋章に対応する遺産は既にラファイルの宝珠が知られている。骨の部分については、材料が余っても不思議ではないが、紋章石は心臓、つまり遺体一体につき一つしか手に入らない。ラファイルの宝珠とアンスウェラーが同時に存在することはできない。

が、そもそも一つの紋章に対応する女神の眷属が一人であるとは限らない。オーバンが最もわかりやすいが、オーバン本人がユーリスに力を授けたということが無双で明らかになっている。オーバンはユーリスに力を授けて間もなく亡くなったが、その際遺体が暴かれ、アガルタの民によってドローミの鎖環が作られ、さらにそれがゲルズ公に渡り、ダグザにわたったというのは、矛盾はないにしても話が急すぎる。アガルタの民がドローミの鎖環を手放した理由もわからない。

自然に考えるなら、オーバンが生存している段階で、ドローミの鎖環は既に存在していた。オーバンの紋章というのは、オーバンが最後まで生き残っていたからたまたまそういう名前が付いただけで、同じ紋章を持つ仲間は無数にいたのかもしれない。

それらの亡骸と心臓を使って、ドローミは作られた。

と考えると、ラミーヌの紋章に対応する遺産が複数あって、かつ紋章石が複数存在することにも矛盾はない。

だいたい、紋章の数=眷属の数とすると、壁画に書かれた紋章の数からして、最大でも眷属は22人ということになる。フォドラ全体を手中に収めるなら、一人一人が強力だとしたって、いくらなんでも少なすぎるだろう。

フォドラでなくても、紋章の力を持った眷属さえいれば、英雄の遺産の材料は調達可能。そしてアガルタの民はフォドラから追いやられた民族であるため、一部がフォドラ外に逃げたとすれば、英雄の遺産を作る技術が彼の地にあっても不思議ではない。

ここでいう紋章の力を持った眷属とは、恐らく神威法王が生み出すことになるのだろう。先ほどの神威法王黒幕説と合わせると、あえて英雄の遺産という強力な武器を作らせ、人々が争うように仕向けている、とも考えられる。

レア様は、同胞が武器へと改造され虐殺のために使われることを嫌悪していたけれど、状況によっては、むしろそれを望む存在がいるかもしれないというのは、非常に面白く、また残酷で、いかにも風花ファンの好きそうな展開だ。

・闘技場内のギミック?

カイくんとレダさんは闘技場内で戦っている。ただ、地形はかなり違う。そもそも、闘技場内は最初のシーンだと投石器が並べられているだけの平たんな場所だった。どういう仕掛けなのかはわからないが、闘技場の中は容易に地形を変えられるのだと思う。

・第一部と第二部が存在する

ディートリヒとセオドラ様は屋外で戦っている。ただ、大剣闘祭で戦う限り、屋外で戦闘する意味はない。また、このシーンにおけるディートリヒのレベルが37と高いことから、物語後半のマップの可能性がある。それらを合わせて考えると、この戦闘は大剣闘祭ではないかもしれない。

風花のように第一部、第二部のようにはっきりとした分かれ目はなくとも、大剣闘祭自体が、物語の前半部分だけで終了してしまうことは大いにありうるだろう。FEは基本的に戦争をするゲームなので、前半部分が闘技場における催し物だったとしても、最終的には何らかの事情で戦争へと話が転がっていくのだろうと思われる。

・天刻の拍動について

万紫千紅の取りまとめは、恐らくISの草木原さんと思われる。草木原さんはエコーズからディレクターをしているが、その最大の功績は、時戻しのシステムを導入したこと。

FEは仲間が死ぬことに意味があるシリーズ。基本的に、死んだ仲間は蘇らない。製作陣もそこを個性だと思って作っている。ただ、プレイヤーとしては、思い入れのあるキャラクターが死んだ場合は、リセットしてやり直すのが人情。ところが、本当にリセットするとなると、それまでのプレイ時間が全部なかったことにされるのである。ifまではこれがFEのあたりまえだった。

そこにメスを入れたのがエコーズで初登場した時戻しシステム。当時は「ミラの歯車」と名付けられた。

回数制限はあるものの、致命的なミスをしてもやりなおせる安心感は、プレイのストレスを軽減させてくれる。もちろん、これまで通りのFEをプレイしたいなら自分で縛ればいい。そういう素晴らしい塩梅のシステムなのだ。

ただ、このシステムそのものの発明が偉大だと言っているのではない。このシステムを、世界観やストーリーの一部に組み込んだことが偉大だと私は思う。

ミラの歯車はストーリー序盤で手に入り、ミラの力によって発動する。言ってしまえばそれまでだが、これが単なるシステムで、「ターンを戻せる機能」なるものだったらどうだろう。あまりにもUIという顔をしすぎていて大人の事情を感じてしまわないだろうか?

続く風花でも天刻の拍動としてシステムは継承。ただし名称は世界観に合わせて変更された。この、世界観に合わせて変わっているというのが大事。もちろん、このシステムが導入されたのはプレイヤーのストレスを軽減するため、という至極大人の事情からだが、それをなるべく匂わせない努力が見えると思う。

エンゲージにおける竜の時水晶は、第11章で一時使えなくなるなど、不評もあったが、ストーリーの一部に組み込まれていた。システムではあるが、システムと感じさせないような工夫をしているわけである。

となると、草木原FEにおいては間違いなく時戻しシステムが出てくる。それが天刻なのかどうかが、今は気になるところだ。ソティスが存在する世界観である以上、また彼女に時を戻してもらうのが最も楽でわかりやすいと思うが、あくまでフォドラ外である可能性の高い今、どうやってソティスを登場させるかがネックとなる。

ただ思い出してほしい。ソティスが最初に時を戻したのは、先生がエガちゃんを守ったとき。そのときのソティスはほとんど記憶喪失で、自分の力も何もわかっていなかった。その状態でさえ、時を戻せたのである。つまり、彼女にとって、時を戻すなんて寝起きでもできる造作もないことなのだ。

もし、彼の地が私の主張するようにソティスの故郷だとしたら、彼女と同じく時を戻せる存在が他に存在していてもおかしくない。であるなら、彼女と同格の存在、つまり、ソティスから「久しいのう」と声をかけられても不思議でないものが、彼の地にはいるのかもしれない。

候補者の筆頭は神威法王だが、彼が主人公に力を与えると、特定の大剣闘祭の参加者を贔屓することになりそうなので、これは合理的でない。

つまり、初報PVでは出てきていないが、また別の竜族の存在を推理できるということ。

神威法王が黒幕と気づいた主人公たちは、彼を打倒するために戦うも敗北。一度海の外へ脱出し、フォドラへ。そこでソティスと出会い、協力を要請。取って返して神威法王を打倒。まあこんなこともあるのかもしれない。

ここでフォドラへと向かうため、メインキャラの中にフォドラと縁がありそうなディートリヒが入っているのかも?

・結局、過去か未来か?

個人的な好みで言えば、未来の世界であってほしい。アガルタの民らしきものが生き残っていることについては、フォドラ外に逃れた一派がいた、とすれば別に矛盾なく説明できる。

ソティスはむしろ、過去でなければPVのような容姿にならないのではないかという意見も理解できる。ただ、風花の時点で彼女は精神体であり、言ってしまえばなんでもあり。PVでのソティスとの会話も、精神世界の可能性もあり、どうとでも理屈はつけられる。

むしろ過去であるほうが、風花と矛盾なく物語を構成する難易度が上がる気がしてならない。先生や級長たちの戦いは、遠い過去の話として、誰が勝ったのかわからなくなっているくらいのほうが良いと思う。

・子安枠はセテスか?

セテスフレンあたりは、過去か未来かにかかわらず出演可能である。ただし、生き証人になりうる二人を出すのは危険極まりないので、風花と同一のキャラを会話できる状態で登場させるのは無謀だろう。

いくら道徳0点が望まれているとはいえ、二人が英雄の遺産に改造されたりしたらちょっとしんどすぎるので、そういう展開だけはないと嬉しい。

となると、契約によって必ずFEに出演することが決まっている子安さんは、新キャラを演じることになるだろう。

ここまで様々妄想を書きなぐってきた。新作発表をただ待っていればいいのに、どうしてこんなことをしてしまうんだろう。

それはひとえに期待の表れ。と同時に、不安の表れでもある。風花雪月は好きなゲームだった。その続編のような本作に、かなりの期待を寄せている自分がいる。ただ、その期待が大きくなるにつれ、自分自身で不安になってくる。

また、ストーリーとしては風花が好きだが、ゲーム全体としてみるとエンゲージの方が好きだったりして。風花路線がいくら売れても、エンゲージ路線も今後続けてほしいという期待と不安が入り混じる。

仕事が辛くて、死んでしまいたいと思うことさえある。ただ、こうして好きなゲームのことを考えている間だけは、文字を打っていて手がしびれようが幸せだ。あの短いPVを見ただけでこんなに幸せを得られるんだから、ゲームというのはコスパの良い趣味だと思う。